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ブログ・コラム

2025.09.23

和の趣と暮らしやすさを両立する家・組子建具と間接照明が描くホテルライクな空間美・生活基準と暮らしに密接な関係を持つ性能を動線美と心地よい和モダン住宅から。

カテゴリ:
設計の事・デザインの事

 

和の趣を大切にしつつ、

暮らしやすさを描く

住まいの設計。

 

組子建具と間接照明がもたらす

日常の豊かさを打ち合わせ中。

 

住まい手さんご夫婦と

住まいのプランと

暮らし方についての打ち合わせ。

 

「奈良のやまぐち建築設計室で行う住まいづくり打ち合わせ。施主夫妻と建築家が、和の趣を感じさせる外観と、モダンで心地よい内部空間を両立した住宅設計について、間取り図とパースを見ながら相談している様子。家事動線の工夫や暮らしやすい生活環境設計、組子建具や夜を愉しむ間接照明の取り入れ方を話し合い、和モダン住宅ならではの上質な暮らしを描いている。

※やまぐち建築設計室の住まいづくり打ち合わせ風景。

和の趣を大切にしながら、

暮らしやすい動線設計と

組子建具・間接照明を取り入れた

和モダン住宅のプランを検討する場面です。

 

 

住まいの打ち合わせは、

図面の線や模型のかたちを越えて、

これから始まる暮らしの

方向性と未来への物語を

共に描く時間です。

 

今回の住まいでは

外観には和の落ち着きを纏わせ、

内部は和モダンを基調に

ホテルライクも意識しつつ

言葉で表現すると

ジャパンディでありながら

シンプルモダンを醸し出す

温もりを失わない空間に・・・・・。

 

その両立の中に、

日々を丁寧に紡ぐための

答えがあります。

 

やまぐち建築設計室が

ご提案するのは、

暮らしを支える動線の工夫や

家事効率を基盤としつつ、

インテリアがもたらす心の豊かさ、

そして和の伝統を

現代の空間に息づかせる「組子」や、

夜の時間に深みを与える

間接照明の効能を

重ね合わせた住まいです。

 

暮らしの基盤を支える

「動線設計」と「家事効率」。

 

美しい住まいも、

毎日の営みを支えられなければ

本当の価値を持ちません。

 

・回遊性を持たせた動線は、

家族が自然に集い、

互いの気配を感じながらも

程よい距離を保ちます。

 

・家事の流れに沿った動線計画は、

時間に追われる

日常を軽やかにし、

住まい手さんご家族に

ゆとりをもたらします。

 

たとえば、

洗濯から干す、畳む、

収納するまでの一連の流れが

一筆書きのようにつながる

間取りの設計は、

日々の小さな負担を軽減し、

家族と向き合う時間を育みます。

 

動線は目に見えない性能であり、

家事効率は

心の余白を生む設計の

知恵となります。

 

インテリアがつくる「暮らしの心地」

暮らしの空間を整えるのは

インテリアです。

 

家具の選び方や配置、

建築素材の持つ温度感、

照明計画での

明暗のバランス・・・・・。

 

そのすべてが

心の落ち着きを形づくります。

 

フローリング等の素材や

壁や扉類がもたらす質感は、

視覚だけでなく

触覚にも安らぎを伝えます。

 

ソファやテーブルのレイアウトは、

空間の構成効能を底上げして

家族の関係性と

過ごし方をつくりだし

居場所をつくり出します。

 

色調と照明の調和は

空間に統一感をもたらし、

「居心地の良い背景」として

日々を支えます。

 

インテリアは装飾ではなく、

心を整え、

暮らしを導く環境

そのものなのです。

 

組子建具が織りなす「和モダンの趣」。

今回の計画に盛り込んでいる

組子細工は、

光と影を操りながら

空間に静かな美を添えます。

 

・日差しをやわらかく受け止め、

室内に繊細な陰影を描く。

 

・視線を程よく遮りながらも、

風と光を通す。

 

・ふとした瞬間に目に入る模様が、

心に落ち着きをもたらす。

 

それは単なる装飾ではなく、

日本の美意識と

機能美が融合した存在です。

 

組子は、

現代の住まいにも

自然に溶け込み、

視覚という感覚から

情緒を生み出し、

日常の趣を静かに支えます。

 

夜を愉しむ「間接照明」の優位性

夜の住まいは、

光の演出によって

全く異なる表情を見せます。

 

壁や天井を反射した柔らかな光は、

家族を包み込み、

心を解きほぐします。

 

強すぎない光は、

日中の緊張をやわらげ、

ホテルライクな落ち着きを

演出します。

 

スタンドライトや

足元の間接照明は、

過ごし方に応じて場の雰囲気を

切り替え、

暮らしに奥行きを与えます。

 

光は機能ではなく、

時間を愉しむための

デザインとしても

価値を考えています。

 

間接照明は、

住まいに「夜を味わう力」を

授けてくれるものです。

 

間取りと生活環境の調和

間取りは

住まいの骨格であり、

生活環境を形づくる根幹です。

 

外部光を

どのように取り込むべきなのかを

キチンと考えた窓の設計は、

心地よさと

省エネを両立します。

 

家族が集うリビングには広がりを、

個の空間には落ち着きを。

 

中庭や土間といった余白は、

外とのつながりを生み、

四季の変化を

暮らしに取り込みます。

 

間取りの一つひとつの選択が、

空間の構成に変化を与え

暮らし方そのものを導きます。

 

空間と環境を調和させることこそ、

住まいを「暮らしの空間」へと

昇華させる鍵になります。

 

和の趣を大切にしながら、

暮らしの本質を丁寧に生み出す設計。

 

そこには、

図面では描ききれない

住まい手さんの価値基準が

宿ります。

 

動線と家事効率、

インテリアの心地よさ、

組子の繊細な表情、

そして夜を彩る間接照明・・・・・。

 

それらが住まい手さんの

暮らしと調和した時、

住まいは価値を昇華され、

家族の時間を支える

かけがえのない環境へと

変わります。

 

〇関連blog

家事室のある家が暮らしを変える、共働き・子育て世帯に贈る、効率・収納・暮らしやすさと自分時間を叶える理想の間取り設計提案

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail534.html

 

〇関連blog

吹き抜けという空間の余白が育む、ナチュラルでホテルライクな住まいの豊かさ・子育て世代の暮らしに寄り添い、未来のライフスタイルの変化にもしなやかに応えるリビング空間の設計。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail562.html

 

〇関連blog

家族が自然と集まる“居場所”のある間取りとは?。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail567.html

 

やまぐち建築設計室は、

一邸一邸に暮らしの物語を宿し、

暮らしの質を高める住まいを

住まい手さんの

価値基準を紐解きながら

丁寧に描いています。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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