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ブログ・コラム

2026.08.17

奈良で新築・リフォームを検討中の方へ|玄関からパントリーへつながる間取りは本当に便利なのか?使いにくくなる前に確認しておきたいこと

カテゴリ:
家づくりと間取りの考え方

玄関からパントリーへつながる間取りを考える方へ

便利そうなのに使いにくくなる家がある理由

 

買い物から帰ってきたら、

玄関からそのままパントリーへ入り、

買ってきた食品や日用品を収納する。

 

グレージュで統一したホテルライクなキッチンとパントリー。玄関からパントリー、キッチンへつながる家事動線と、食品・家電を整理できる収納を計画した住まいのイメージ。

※玄関からパントリー、キッチンへ。便利な動線ほど、暮らし方に合わせた位置と収納計画が大切です。

 

 

その先にはキッチンがあり、

重たい荷物を持って家の中を

何度も往復しなくて済む。

 

注文住宅の間取りをSNS等で調べていると、

「玄関→パントリー→キッチン」という動線を見かけることが

増えたのではないでしょうか?

 

確かに、うまく計画できればとても便利な間取りです。

 

特に、週末に食材をまとめ買いするご家庭や、

飲料水、お米、日用品などをまとめて購入するご家庭では、

玄関から収納場所までの距離が短いことは、

毎日の小さな負担を減らしてくれます。

 

しかし、玄関とパントリーをつなげれば、

必ず暮らしやすくなるわけではありません。

 

実際には、玄関からは近いけれど

料理中には使いにくかったり、

通り抜けるための通路が必要になって思っていたほど物が入らなかったり、

家族の動線と重なって朝夕に人がぶつかったりすることがあります。

 

間取り図だけを見ると、とても合理的に見えるのに、

暮らし始めると「思っていた使い方と少し違う」となることがあるのです。

 

今回は奈良で注文住宅の新築や

住まいのリフォーム・リノベーションを考えている方に向けて、

玄関からパントリーへつながる間取りが

便利になる条件と、

逆に、使いにくくなってしまう理由について、

日々の暮らしを設計するという視点から簡単にその内容を書いてみたいと考えてみたいと思います。

 

結論|玄関からパントリーへつなぐ間取りは「誰にでも便利」という訳ではありません。

 

最初に結論を書くと、

玄関からパントリーへつながる間取りが

向いているかどうかは、

玄関とキッチンの距離だけでは判断できません。

 

考えておくべき内容としては、

・どこから帰宅するのか

・一度にどれくらい買い物をするのか

・何をパントリーへ収納するのか

・冷蔵庫はどこに置くのか

・調理中に何を取り出すのか

・家族は同じ時間帯にどこを通るのか

・来客からどこまで見せたいのか

・食品以外に何を収納するのか

といった、家族の日常そのもの。

 

便利な間取りを選ぶというより、

自分たちの暮らしに合った「物と人の流れ」をつくる。

この順序で考えることが大切です。

 

なぜ「玄関→パントリー→キッチン」が人気なのか?

 

この間取りが支持される理由は比較的分かりやすいものです。

 

スーパーで買い物をして帰宅した場面を

思い浮かべてみてください。

 

両手には、牛乳、飲料水、野菜、調味料、お菓子、ティッシュ、洗剤など。

それを持ったまま、

玄関

廊下

LDK

キッチン

パントリー

と移動するよりも、

玄関

パントリー

キッチン

とつながっている方が、移動そのものは短くできます。

 

特に奈良県ないでも多く

北部と中南和、南部での日常品の買い物の違い、

車での移動が中心となる地域では、

駐車場所から玄関、玄関から収納場所までをどのようにつなぐのかは、

日常の使いやすさに関係します。

 

奈良での暮らしを考える場合は特に、

単に玄関だけを見るのではなく、

駐車場→玄関→収納→キッチン

という一連の流れで考えることが大切です。

 

便利なのは「玄関に近いから」だけではありません。

ここで少し視点を変えてみます。

 

例えば、週末に一週間分の食材をまとめて買うご家庭。

 

車から、

2リットルの飲料、

お米、

牛乳、

野菜、

調味料、

冷凍食品、

日用品

などを運ぶとします。

 

このとき本当に必要なのは、

玄関からパントリーまでを単純に短くすることでしょうか。

 

実は、もう一歩先があります。

冷凍食品は冷凍庫へ。

牛乳は冷蔵庫へ。

野菜も冷蔵庫へ。

ペットボトルや缶詰はパントリーへ。

洗剤やティッシュは別の収納へ向かうかもしれません。

 

つまり買ってきた物は、

玄関からパントリーへ一直線に移動するわけではないということです。

 

ここが、間取りを考えるうえでとても重要なところです。

「買い物動線」ではなく「片付け動線」まで考えるということ。

家づくりでは「買い物動線を短くしたい」というご希望をいただくことがあります。

 

もちろん大切なご要望です。

 

ただ、設計を考える際には、さらにその先まで整理します。

 

例えば、

車を停める

荷物を降ろす

玄関へ入る

靴を脱ぐ

冷蔵品を冷蔵庫へ

常温食品をパントリーへ

日用品を収納へ

エコバッグを片付ける

 

ここまでがひとつの行動です。

 

玄関からパントリーまでが数歩短くなったとしても、

冷蔵庫が反対側にあれば、結局キッチンの中を何度も往復することになります。

 

ですから、動線は「線の短さ」ではなく、

一連の行動がどこで完結するかを見る必要があります。

 

使いにくくなる理由① 玄関には近いけれどキッチンから遠い

最も気を付けたいのが、

買い物を収納するときには便利だけれど、

料理をしているときには使いにくいパントリーです。

 

パントリーを使う時間は、

買い物から帰った直後だけではありません。

 

朝食をつくる。

夕食をつくる。

お茶を入れる。

お菓子を出す。

調味料を補充する。

キッチン家電を取り出す。

 

このように、料理をしている最中にも何度も使う場所になるかもしれません。

これは各家庭の生活環境や家事の方針によって異なりますし

新しい住まいで「改善要素」ともなる部分です。

 

玄関への近さを優先するあまり、

キッチンから一度廊下へ出てパントリーへ行かなければならない。

そんな配置になると、毎日の調理動線はかえって長くなる場合があります。

 

「買った物をしまう回数」と

「料理中に取り出す回数」のどちらが多いのか。

 

これも重要な判断材料です。

 

使いにくくなる理由② ウォークスルーにしたことで収納量が減る

玄関とキッチンをつなぐ場合、

よく採用することになるのがウォークスルーパントリーです。

 

玄関側とキッチン側、二方向から出入りできるため、

動線としては非常に魅力があります。

 

しかし、ここには意外な落とし穴があります。

 

通り抜けるためには、人が歩く場所が必要になる

ということです。

 

さらに、出入口が2か所になるため、

その部分には棚を設けられません。

 

収納棚や住宅部材の建材メーカーのLIXILもウォークスルー型について、

出入口を両側に設ける分、

ウォークイン型より収納力が低下する点を注意事項として挙げています。

 

つまり、同じ床面積を使ったとしても、

「通れるパントリー」と「収納するパントリー」では、

実際に物を置ける量が違うのです。

 

広さだけでなく、何平方メートルあるかではなく、

何メートルの棚を確保できるかという視点も必要になります。

 

使いにくくなる理由③ 家族の動線と重なる

 

便利な回遊動線も、

家族の使い方によっては混雑する場所になります。

 

例えば朝。

一人は朝食を準備する。

一人は冷蔵庫から飲み物を取る。

子どもは玄関へ向かう。

別の家族がパントリーから何かを取り出す。

この動線がすべて同じ場所へ集中していると、

せっかく回遊できる間取りでも、

人と人がぶつかってしまいます。

 

大切なのは、通れることではなく、

家族が同時に動いたときにも無理なく使えること。

 

これは間取り図を一人ずつ動かして考えるだけでは見えにくい部分です。

朝、昼、夕方、夜。

家族それぞれが

何時ごろ、どこで何をするのか。

時間軸を加えて考えることで、実際の暮らしが見えてきます。

 

使いにくくなる理由④ 「何を入れる場所なのか」が決まっていない

 

「パントリーが欲しい」というご希望をいただいたとき、

やまぐち建築設計室が大切にしているのは、

すぐに広さを決めることではありません。

 

まず、何を入れたいのかを考えます。

 

例えば、

・食品

・飲料水

・お米

・調味料

・お菓子

・保存食

・キッチン家電

・ホットプレート

・カセットコンロ

・ペット用品

・日用品

・ティッシュ

・洗剤

・ゴミ袋

・防災用品

家庭によって収納する物は大きく違います。

 

さらに、週に何回買い物へ行くのか。

まとめ買いなのか。

宅配を利用するのか。

ネット通販をよく使うのか。

家族はこれから増えるのか。

 

こうした条件によっても必要量は変わります。

 

「広いパントリー」より「取り出しやすいパントリー」

収納というと、どうしても「何帖とれそうですか?」

という広さに目が向きやすくなります。

 

しかし、収納は広ければ使いやすくなるものではありません。

 

奥行きが深すぎれば、手前の物を動かさないと

奥の物が取れなくなります。

 

棚が高すぎれば、毎日使う物なのに脚立が必要になります。

収納量を増やし過ぎれば、

何を持っているのか分からなくなることもあります。

 

大切なのは、

収納量を最大化することではなく、

必要な物が見えて、取れて、戻せること。

 

これはパントリーだけでなく、

住まい全体の収納計画にも共通する考え方です。

 

防災備蓄も含めて考えておく

最近は、パントリーを日常の食品収納だけではなく、

防災備蓄の場所として考えるご家庭も増えています。

 

政府広報では、

家庭の食品備蓄について

最低3日分から1週間分程度を人数分

備えることが望ましいと紹介されています。

 

普段食べている食品を少し多めに持ち、

食べた分だけ補充する「ローリングストック」という考え方です。

 

この方法を取り入れるのであれば、

非常食だけを奥深くに収納するのではなく、

日常的に

見る

使う

補充する

という流れをつくった方が管理しやすくなります。

 

つまり、パントリーは単なる「大きな収納庫」ではなく、

家族の食と暮らしを管理する場所として考えることもできます。

 

使いにくくなる理由⑤ 玄関の生活感がキッチンまでつながる

 

玄関からパントリー、その先にキッチン。

これは便利な一方で、

玄関と生活空間を近づけることにもなります。

 

例えば、

玄関に靴が並んでいる。

子どもの荷物が置かれている。

宅配便が届いている。

雨の日には傘や濡れた荷物がある。

その状態が、

パントリーを通してキッチン側から見えてしまうこともあります。

 

逆に、

玄関へ来客があった際に、

パントリーの内部やキッチンの生活感が見えてしまう場合もあります。

 

特に、

整ったLDKやホテルライクなインテリアを望まれる場合には、

動線だけでなく、視線も設計することが重要になります。

 

扉を設けるのか。

曲がりをつくるのか。

壁で視線を受けるのか。

収納をどちら側へ向けるのか。

 

こうした小さな工夫によって、

便利さと美しさを両立できることがあります。

 

玄関とパントリーをつなぐ前に「車の位置」を考える

 

奈良で住まいを考える場合、

もう一つ大切にしたいのが駐車位置との関係です。

 

買い物の荷物は、玄関から突然現れるわけではありません。

 

多くの場合は、車から運ばれてきます。

 

ですから、本来検討したいのは、

玄関→パントリーだけではなく、

 

駐車場

→玄関

→パントリー

→冷蔵庫

→キッチン

までの一連の動線です。

 

例えば、

玄関とパントリーは近いけれど、駐車スペースから玄関まで遠い。

あるいは、

雨の日に長い距離を荷物を持って歩かなければならない。

 

それでは、家の中だけ動線を短くしても

十分とは言えません。

 

建物の間取りと外構を別々に考えるのではなく、

敷地全体で暮らしを考えることが大切になります。

 

玄関からパントリーを通る家族動線と、来客動線を分ける方法

 

ご家族によっては、

玄関を二つのルートに分ける考え方もあります。

 

来客は、

玄関

ホール

LDKへ。

 

家族は、

玄関

シューズクローク

パントリー

キッチン・LDKへ。

 

こうすることで、

生活用品を整理しながら家の中へ入ることができます。

 

帰宅後、

靴を片付ける。

上着を脱ぐ。

バッグを置く。

買った物を収納する。

手を洗う。

その一連の行動を間取りの中に組み込む方法です。

 

ただし、

ここでも動線を増やせば必ず良くなるわけではありません。

 

二つの動線を設けるということは、

その分だけ通路、扉、壁、床面積が必要になる場合があります。

 

ですから、必要な動線だけを残すという判断も重要です。

 

回遊動線は「ぐるぐる回れること」が目的ではないということ。

回遊動線という言葉もよく聞かれるようになりました。

 

例えば、

玄関

パントリー

キッチン

LDK

玄関

と一周できる間取りです。

 

確かに、行き止まりがなくなることで

暮らしやすくなる場合があります。

 

しかし、回れることそのものが目的になってしまうと、

通路ばかりが増えて収納できる壁が減ってしまうことがあります。

 

やまぐち建築設計室が間取りを考える際に大切にしているのは、

回れるかどうかではなく、

なぜそこを通る必要があるのか?

ということです。

 

意味のある回遊動線なのか。

ただ一周できるだけなのか。

 

ここには大きな違いがあります。

 

パントリーをつくらない方が暮らしやすい家もあります。

少し意外かもしれませんが、

すべての家にウォークインパントリーが必要なわけではありません。

 

〇関連blog

パントリー(食品庫)は本当に必要?後悔しない収納計画と暮らしやすい間取りの考え方

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail868.html

 

例えば、

買い置きが少ない。

毎日のように買い物へ行く。

食品ストックをあまり持たない。

キッチンのすぐ後ろに十分な壁面収納を設けられる。

 

こうしたご家庭なら、

独立したパントリーをつくらず、

キッチン背面収納の中に食品や家電をまとめた方が、

かえって使いやすい場合があります。

 

スペースが限られる場合には

幅のある食器棚などをパントリー的に利用する方法もあります。

 

欲しい設備を一つずつ足していくのではなく、

その設備によって何を解決したいのかを考えること。

 

ここから間取りを考えると、

必要なものと必要ではないものが

少しずつ見えてきます。

 

こんなご家庭には玄関からパントリーへつながる間取りが向いています

 

例えば、

・週末に食品をまとめ買いする

・飲料水やお米など重い物をよく購入する

・車を日常的に利用する

・食品ストックが多い

・キッチン家電が多い

・防災備蓄もまとめて管理したい

・キッチンの生活感をLDKから隠したい

・玄関からキッチンまでのルートを整理したい

こうした暮らし方であれば、

玄関とパントリーをつなぐことで便利になる可能性があります。

 

反対に、

収納量が少ないご家庭や、

通路を増やすことでLDKや収納を圧迫してしまう場合には、

別の方法の方が暮らしに合うこともあります。

 

間取りを決める前に考えてみてほしい7つのこと

 

玄関からパントリーへつながる間取りが

気になっている方は、

一度、次のことを考えてみてください。

 

1.買い物は週に何回しますか?

毎日少量を買うのか。

週末にまとめて買うのか。

これだけでも

必要な収納量は変わります。

 

2.買ってきた物の行き先はどこですか?

冷蔵庫。

冷凍庫。

パントリー。

洗面室。

日用品収納。

すべてがパントリーへ向かうわけではありません。

 

3.誰が買い物を片付けますか?

一人で片付けるのか。

夫婦で一緒に行うのか。

お子さんも手伝うのか。

複数人で使う場合には、

通路の考え方も変わります。

 

4.パントリーから何を一日に何回取り出しますか?

収納時だけでなく、調理時の動きまで

考えておくことが大切です。

 

5.食品以外に何を収納しますか?

日用品。

キッチン家電。

防災用品。

ペット用品。

ゴミ箱。

何を収納するかによって、棚の高さや奥行きも変わります。

 

6.玄関から何を見せたくありませんか?

来客時に、パントリーやキッチンまで

見えても構わないのか。

視線についても

考えておきたいところです。

 

7.5年後、10年後の買い方や暮らし方は変わりませんか?

お子さんが成長する。

夫婦二人の暮らしになる。

宅配サービスを利用するようになる。

働き方が変わる。

住まいは完成した日のためだけではなく、

これから続いていく暮らしを受け止める場所です。

 

よくある質問|玄関とパントリーをつなぐ間取り

Q.玄関の横にパントリーがあれば便利ですか?

 

買い物後の収納には便利になる可能性があります。

ただし、調理中にも頻繁に使うため、

玄関との距離だけでなく

キッチンや冷蔵庫との位置関係も合わせて

考える必要があります。

 

Q.ウォークスルーパントリーとウォークインパントリーはどちらが便利ですか?

 

暮らし方によって異なります。

ウォークスルー型は

通り抜けられるため動線をつくりやすい一方、

出入口と通路が必要になるため、

同じ床面積でも収納に使える壁面が

少なくなる場合があります。

 

収納量を優先するなら

ウォークイン型や壁面収納が

適している場合もあります。

 

Q.パントリーは広い方が使いやすいですか?

 

必ずしもそうではありません。

収納したい物の量、棚の奥行き、

取り出し方、通路との関係によって使いやすさは変わります。

 

広さより先に「何を・どれくらい・どの頻度で使うのか」

を整理することが大切です。

 

Q.玄関からパントリー、キッチンまで一直線にした方がよいですか?

 

一直線にすると移動距離を短くしやすい反面、

玄関からキッチンまで

視線が抜けやすくなる場合があります。

 

暮らしやすさだけでなく、

来客時の視線やLDKから見える生活感も含めて

検討することをおすすめします。

 

良い間取りは「人気の動線」を集めて融合することではありません。

家づくりを始めると、

SNSや住宅雑誌、施工事例などから、

たくさんの魅力的な間取りを見ることになります。

 

玄関からパントリー。

回遊動線。

ファミリークローゼット。

ランドリールーム。

シューズクローク。

どれも、ある家族にとっては素晴らしい選択肢です。

 

しかし、それらをすべて取り入れれば

暮らしやすい家になるわけではありません。

 

大切なのは「この間取りが人気だから」ではなく、

「私たち家族は、なぜこれが必要なのか?」というところまで考えることです。

 

私が住まいを設計するときも、

ご要望をそのまま

間取りへ置き換えるだけではありません。

 

何時に起きるのか。

誰が料理をするのか。

どこで買い物をするのか。

どれくらい食品を買うのか。

帰宅したら最初に何をするのか。

休日をどう過ごすのか。

来客は多いのか。

どんな時間を心地よいと感じるのか。

 

そんな一見建築とは関係なさそうな話の中に、

そのご家族に合う間取りを考える大切な手掛かりがあります。

 

玄関からパントリーへつながる間取りを考えている方へ

 

玄関からパントリーへつながる間取りは、

うまく計画すれば暮らしの負担を減らしてくれる

とても便利な方法です。

 

しかし、玄関に近い。

キッチンに近い。

回遊できる。

収納が多い。

それだけで判断するのではなく、

人がどう動き、物がどう動き、どこで行動が完結するのか。

 

ここまで整理して初めて、

そのご家族にとって本当に使いやすい動線が見えてきます。

 

間取り図を見て「この動線は便利そう」

と思ったときほど、

一度「私たち家族なら、ここを一日に何回通るだろう?」

と考えてみてください。

 

その問いが、暮らしやすい住まいを考える

大切な入口になると思います。

 

奈良で注文住宅・間取りについて検討されている方へ

 

やまぐち建築設計室では、

新築やリフォームの計画を

すぐに間取りへ置き換えるのではなく、

まず現在の暮らし方や困っていること、

これからどのような時間を家で過ごしたいのかを整理しながら、

住まいのあり方を一緒に考えています。

 

「玄関からパントリーへつなぎたい」

「回遊動線をつくりたい」

「収納を増やしたい」

 

というご希望についても、

その方法を採用すること自体を目的にはしていません。

 

なぜそれが必要なのか。

ほかの方法はないのか。

家族の暮らし全体で考えたときに本当に使いやすいのか。

 

そうしたところから整理することで、

間取り図だけでは見えなかった選択肢が見つかることがあります。

 

奈良県内で注文住宅や

住まいのリフォームを検討されていて、

「希望はたくさんあるけれど、

どのように整理すればよいのか分からない」

「今考えている間取りが

本当に自分たちの暮らしに合っているのか確認したい」

 

という段階でも、最初のご相談では、

現在の状況や暮らし方を整理するところから

お話を伺っています。

 

住まいを決める前に、

これからの暮らしについて一度丁寧に考えてみる。

 

その時間もまた、

後悔の少ない家づくりにつながる

大切な設計の一部だと考えています。

 

やまぐち建築設計室の家造り相談会のご案内

 

※新築・リフォーム・土地探しなど、

まだ考えがまとまっていない段階からご相談いただけます。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
ご連絡ください
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