ブログ・コラム
2026.07.11
奈良でステンドグラスのある家を建てたい方へ|注文住宅・リフォームで後悔しない設置場所と光の設計
- カテゴリ:
- 家づくりと間取りの考え方
奈良でステンドグラスのある家を建てたい方へ。
注文住宅・リフォームで
後悔しない光と窓の設計提案。
新しい家には、
ステンドグラスを取り入れたい。
玄関を開けたとき、
きれいな色ガラスの光が見える家に
憧れている・・・・・。

※時間とともに表情を変える光がLDKに
余韻をつくる提案設計。
ステンドグラスを装飾ではなく、
採光と視線を整える設計として取り入れた
ホテルライクで和モダンな住まい。
※その他のステンドグラスデザインと
設計事例は、やまぐち建築設計室の
暮しと住まいの設計事例から閲覧ください
https://www.y-kenchiku.jp/work.html
新しい家には、
ステンドグラスを取り入れたい。
そう考えながらも、
「洋風になりすぎないだろうか」
「和モダンの家にも似合うのだろうか」
「断熱性や防犯性は大丈夫なのか」
「費用はどれくらい必要なのか」
と迷い、採用を決められずにいる方も
少なくありません。
ステンドグラスは、
完成した家に後から飾る絵画や家具とは
少し性質が異なります。
窓の位置、光が入る方向、見る距離、
壁や床の素材、建具、照明、
外からの見え方まで含めて設計することで、
初めて住まいの中に自然に溶け込みます。
大切なのは、
ステンドグラスだけを
選ぶことではありません。
その光を、
家族の暮らしのどこに届けるのかを
考えること。
それが、
ステンドグラスのある家づくりの
出発点です。
ステンドグラスは、
住まいを飾るものではなく
「時間を映すもの」
ステンドグラスの魅力は、
色や模様だけではありません。
同じガラスでも、
朝、昼、夕方で見え方が変わります。
晴れた日と曇りの日でも表情が異なり、
室内から見る場合と、
夜に屋外から見る場合でも
印象が変わります。
住宅で最も採用される場所は玄関周辺で、
その次が家族の滞在時間が長い
リビングで採用する事が多く
また、夜に外から見る
ステンドグラスには、
昼間の室内とは異なる美しさがあるため、
夜景も含めて設置場所を
検討することが重要です。
朝、玄関を通ると、
床に淡い色の光が落ちている。
夕方、廊下を歩くと、
ガラスの色が少し深くなっている。
夜、帰宅したとき、
窓越しの光が家族を迎えてくれる。
こうした小さな変化が、
何気ない日常に心が「立ち止まる瞬間」を
生みます。
豪華さを見せるためではなく、
毎日の中に、
自分たちらしい時間の「印」をつくる。
それが、住宅にステンドグラスを
採用する本当の価値だと考えています。
ステンドグラスによって、
暮らしはどう変わるのか・・・・・?
1.家の中に、
自然と目が向く場所が生まれる
ステンドグラスが美しく見える場所には、
自然と視線が集まります。
玄関の正面、廊下の突き当たり、
階段を上がった先、
和室の床の間などに配置すると、
空間の中に視線の目的地が生まれます。
ただ広いだけの玄関や、
移動するだけだった廊下が、
少し立ち止まりたくなる場所へと
変わります。
2.外からの視線を和らげながら、
光を取り込める
道路や隣家に面した窓では、
明るさを確保したい一方で、
外からの視線が気になることがあります。
透明ガラスでは落ち着かない。
しかし、カーテンを閉めたままでは
暗くなる。
色や凹凸のあるガラスを適切に選ぶことで
光を完全に遮らずに、
視線を和らげる設計が可能です。
ステンドグラスの価値を使って
玄関、書斎、寝室、洗面、浴室などで
目隠しを目的に採用した事例があります。
ただし、ステンドグラスを入れれば
必ず見えなくなるわけではありません。
昼と夜、室内外の明るさ、
ガラスの透明度、
設置する高さによって
見え方は変わります。
そのため、
プライバシーを目的とする場合は、
実物のガラスを確認しながら
設計することが大切です。
3.家族だけの物語を住まいに残せる
好きな花、思い出の風景、
家族に縁のあるモチーフ。
オーダーメイドのステンドグラスであれば
家族の記憶や価値観を
デザインに込めることもできます。
流行の壁紙や設備は、
年月とともに
交換されることがあります。
一方、修理や移設ができる
ステンドグラスは、
建て替えや住み替えの際に、
次の住まいへ受け継ぐことも
検討できます。
既存のアンティークステンドグラスを
リメイクし、
Low-Eペアガラスに内蔵して
新築住宅へ納めることも可能です。
ステンドグラスは、
建物の一部でありながら、
家族の記憶を
持ち運べるものでもあります。
美しいステンドグラスも、
設計を誤ると生きないということ。
ステンドグラスそのものが美しくても
設置場所が適切でなければ、
その魅力を十分に生かせません。
たとえば、西日が強く当たる窓と、
柔らかな北側の光が入る窓では、
同じガラスでも印象が変わります。
見る位置が近すぎると
模様の全体が分からず、
遠すぎると
繊細な表情が伝わりません。
周囲に強い色や装飾が多すぎると、
ステンドグラスと空間が
競い合ってしまいます。
設計段階では、
少なくとも次の関係を整理します。
方角と時間帯による光の入り方
室内と屋外、どちらから見せたいのか
視線を集めたい場所と、
静かに見せたい場所
壁、床、天井、建具との色彩バランス
窓の寸法、構造、開閉方法
断熱、防犯、清掃、将来の修理
昼間だけでなく、夜の照明との関係
ステンドグラスを
「主役にするか」「背景にするか」も重要です。
やまぐち建築設計室では、
ステンドグラスだけを
目立たせるのではなく、
木、石、和紙、塗り壁、格子、畳、
照明などと調和させながら、
空間全体の中で位置づけます。
実際の設計事例でも、
和室の床の間や
外構エクステリアの円窓などに
ステンドグラスを採用し、
和モダンな空間の中に
光の奥行きをつくっています。
和モダンやジャパンディ空間の家にも、
ステンドグラスは似合うのか?
ステンドグラスという言葉から、
教会や洋館の華やかな意匠を
思い浮かべる方もいると思います。
しかし、色の量、線の構成、
ガラスの透明感、
周囲の素材を整えれば、
和モダン住宅にも自然に取り入れられます。
和室にも取り入れる事も可能です。
たとえば、
色数を絞った幾何学模様。
障子を模したような設計デザイン。
木製格子と重なる直線的なデザイン。
無色透明の面取りガラスを中心に、
わずかな色を添えた構成。
丸窓や地窓に合わせた静かな意匠。
こうしたステンドグラスであれば、
和室、数寄屋、旅館のような家、
ジャパンディ、
ホテルライクな住まいにも調和します。
和の空間で大切なのは、
すべてを見せ切らないことです。
障子が光を柔らかく受け止めるように、
ステンドグラスも、
光を強く主張させるのではなく、
少し曖昧にし、
余韻をつくるために使うことができます。
派手な色を足すのではなく、
空間の中に、
光の濃淡を一つ加える。
その考え方であれば、
ステンドグラスは
和の住まいとも深く響き合います。
どこに設置すれば後悔しにくいのか?
玄関・玄関ホール
玄関は、家族が毎日出入りし、
来客が最初に見る場所です。
正面の窓、
玄関とリビングをつなぐ建具、
吹き抜けの窓などに設置すると、
住まいの象徴となります。
ただし、直射日光、
道路からの見え方、
玄関収納との位置関係も
同時に考える必要があります。
リビング・ダイニング
家族が長く過ごす場所なので、
時間帯による光の変化を楽しめます。
大きな窓全面に使用するのではなく、
室内窓、建具、
壁の一部などに絞って取り入れると、
家具や照明とも
調和しやすくなります。
和室・床の間
床の間や地窓に設置すると、
季節や時刻によって変化する光を
室内の景色として楽しめます。
色数を抑え、畳、木、和紙、
塗り壁との関係を
丁寧に整えることが重要です。
廊下・階段・吹き抜け
移動だけになりやすい場所に、
視線の目的地をつくれます。
ただし、高所に設置する場合は、
施工方法・工事手法だけでなく、
将来の清掃や修理方法まで
検討しておく必要があります。
室内窓・建具
外壁に面していないため、
断熱への影響を抑えながら、
ステンドグラスの質感を
近くで楽しめます。
玄関からリビング、廊下から和室など
空間同士を
緩やかにつなぐ方法としても有効です。
費用、断熱、強度。
よくある不安を
設計段階で整理するように。
費用は何によって変わるのか?
費用は、単純な
面積だけでは決まりません。
サイズ、デザインの複雑さ、
使用する色ガラス、
フルオーダーかセミオーダーか、
設置場所、サッシ、
ペアガラス加工、
足場の有無などによって変わります。
予算を調整する場合は、
品質を下げる前に、
サイズを少し小さくする、
線を整理してデザインをシンプルにする
セミオーダーを活用するなどの
方法があります。
ステンドグラス設計の際に協働する
ステンドグラス工房の「戸夢窓屋」でも、
セミオーダーの用意があり、
サイズやデザインを整理することで
予算調整ができます。
大切なのは、
ステンドグラス本体の価格だけで
判断しないことです。
取り付けるために
窓や壁を後から変更すると、
余分な工事が発生することがあります。
早い段階から
間取りや窓計画に組み込む方が、
結果として無理のない予算に
整えやすくなります。
断熱性は大丈夫なのか?
外壁に面する窓では、
ステンドグラスの美しさだけでなく、
断熱、結露、気密、
防水を考える必要があります。
ステンドグラスをLow-Eガラス、
防犯ガラス、
強化ガラスなどと組み合わせた
ペアガラスと連動する仕様にすること。
※詳しくは事例をもとにご説明は可能です。
一方、室内建具や間仕切りでは、
ガラス表面の質感を楽しむため、
必ずしもペアガラスに
する必要はありません。
つまり、
すべてを同じ仕様にするのではなく、
設置場所に応じて
使い分けることが重要です。
割れたり、壊れたりしないのか?
ステンドグラスは繊細に見えますが
住宅に使う場合は、
サイズ、位置、開閉方法に応じた
補強や取り付け方法を検討します。
外部に面する窓、高い吹き抜け、
動くドア、室内の間仕切りでは、
必要な安全対策が異なります。
設置場所に応じた補強、
透明ガラスとの組み合わせ、
破損した際の修理にも対応しています。
「丈夫かどうか」だけを聞くのではなく、
どこに、どの大きさで、
どのような方法で取り付けるのか?
まで決めて初めて、
安全性を判断できます。
今住んでいる家にも設置できるのか?
ステンドグラスは、
新築だけのものではありません。
既存住宅やマンション、
リフォーム中の家、
既存の窓や建具にも、
条件に応じて
取り付けを検討できます。
実際に新築・リフォームだけでなく、
居住中の住宅やマンションの
室内ドアなどへの施工にも対応しています。
ただし、サッシや建具の状態、
壁の構造、管理規約、
設置高さなどによって方法は変わります。
現地と図面を確認してから
判断することが必要です。
戸夢窓屋(トムソーヤ)と建築家が協働する理由
やまぐち建築設計室では、
住宅・建築向けステンドグラス専門店である
戸夢窓屋(トムソーヤ)と協働し、
住まいへのステンドグラスの
採用を検討しています。
戸夢窓屋は1980年から
住宅を中心とした
建築向けステンドグラスを制作し、
公式サイトでは約2,000件以上の
納品実績が紹介されています。
フルオーダー、セミオーダー、
修理、移設、ペアガラス内蔵など、
住宅への導入に関する
幅広い対応を行っています。

※今回の写真は、戸夢窓屋のショールームで
統括責任者と計画中ステンドグラスの
ガラス採用について
打ち合わせを行っている際の様子です。
ショールームでは、
写真だけでは分かりにくいガラスの厚み、
凹凸、透明感、色の深さ、
光の透け方などを、
サンプルや展示品を見ながら確認できます。
ステンドグラスの専門家は、
ガラスと制作の専門家です。
建築家は、
土地、間取り、構造、窓、動線、
素材、照明、外観、
暮らし全体を整える専門家です。
この二つの専門性を重ねることで、
きれいなステンドグラスを取り付けた家
ではなく、
ステンドグラスの光が、
暮らしの一部として生きる家を
つくることができます。
やまぐち建築設計室の公式案内でも、
ステンドグラス制作の
協働先として戸夢窓屋を掲載しています。
https://www.y-kenchiku.jp/guide.html
ステンドグラスについては
いつ相談すればよいのか?
採用するかどうかが
決まっていない段階でも、
早めに相談する方が選択肢は広がります。
デザイン、金額、制作寸法が決まってから、
通常の制作期間は約2~3か月と案内しています。
新築やリフォームでは、
早く相談することで、
効果的な窓の位置を検討でき、
取り付けに伴う余分な工事費を
抑えられる場合もあります。
理想的なのは、
間取りと窓の位置を決める頃です。
それでも、
「家を建てるかまだ迷っている」
「土地が決まっていない」
「リフォームで可能か分からない」
という段階でも問題ありません。
最初から、デザインや色を
決めておく必要はありません。
まずは、
どのような家にしたいのか
どこでステンドグラスを見たいのか
何を感じられる場所にしたいのか
新築なのか、リフォームなのか
参考にしている写真があるかを
整理するところから始めます。
ステンドグラスだけを
選ぶ前に、
暮らしから考えてみませんか?
ですが、
ステンドグラスの専門店へ
直接相談することが
適している場合もあります。
既に設置場所や寸法が決まっていて、
ステンドグラスの
制作・交換・修理だけを依頼したい場合は、
専門工房への直接相談が合理的です。
一方で、
家全体のデザインに調和させたい
和モダンの家に自然に取り入れたい
玄関、和室、リビングの
どこに採用するのがよいか分からない
断熱や防犯、照明も一緒に考えたい
新築やリフォームの計画段階から整理したい
という場合は、
建物の設計と同時に
考える必要があります。
やまぐち建築設計室では、
ステンドグラスそのものだけでなく、
その周囲にある暮らしまで設計します。
奈良市、橿原市、生駒市、桜井市、
香芝市、葛城市、宇陀市、
明日香村、高取町、広陵町をはじめ、
奈良県内で注文住宅、
新築、建て替え、リフォーム、
リノベーションを検討されている方の
ご相談に対応しています。
お問い合わせフォームの相談内容欄に、
ステンドグラスのある家について相談
とご記入ください。
新築・リフォームの別、検討中の地域、
設置してみたい場所、参考写真などを、
分かる範囲でお知らせいただければ、
最初に整理すべきことをご案内します。
〇関連blog
光を飾るのではなく、整える。ステンドグラスが導く、和モダン住宅の静かな品格
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail722.html
ステンドグラスのある家について、
よくあるご質問
Q・新築では、いつまでに相談すればよいですか?
A・間取りと窓の位置を
検討する前段階が理想的です。
早めに相談することで、
方角、寸法、取り付け方法、
照明、予算を含めて
検討しやすくなります。
制作自体にも一定の期間が必要なため、
完成直前ではなく
間取検討前の段階からご相談ください。
Q・和モダン住宅にも似合いますか?
A・色数を抑えたデザイン、
直線的な幾何学模様、
透明感のあるガラス、
丸窓や地窓との組み合わせなどにより、
和モダン、数寄屋、ジャパンディ、
ホテルライクな家にも
調和させることができます。
Q・現在住んでいる家にも設置できますか?
A・既存の窓、室内ドア、間仕切り、
マンションなどに
取り付けられる場合があります。
ただし、建物や建具の状態によって
方法が異なるため、現地確認が必要です。
Q・ステンドグラスの費用はどれくらいですか?
A・サイズ、デザイン、ガラス、
フルオーダー・セミオーダー、
ペアガラス加工、
設置工事などによって変わります。
先に予算の目安を共有し、
サイズやデザインを
調整しながら計画することが大切です。
Q・割れた場合は修理できますか?
A・制作方法やガラスの種類によりますが、
修理できる場合があります。
同じ色ガラスが
廃番になっていることもあるため、
完全に同一ではなく、
近いガラスで補修する場合があります。
ステンドグラスを採用することが、
まだ決まっていなくても構いません。
取り入れた方がよいのか。
別の方法で光を整えた方がよいのか。
建物全体と暮らしを見ながら、
一緒に判断していきます。
建物にステンドグラスを付けるのではなく、
その光が、家族の毎日に
どう届くのかまで設計すること。
暮しと共にステンドグラスの効能を
丁寧に設計すること。
それが、
やまぐち建築設計室の考える、
ステンドグラスのある家づくりの
付加価値です。
心が癒される光と色の変化を
日常にさりげなく丁寧に。
ステンドグラスを付ける場所だけではなく、
その光が暮らしにどう届くかから、一緒に整理します
「ステンドグラスのある家について相談」
とご記入ください。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
ご連絡ください
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