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ブログ・コラム

2026.05.31

おしゃれな家なのに、なぜ満たされないのか。家に帰りたくなる暮らしから考える、後悔しない注文住宅と本当に豊かな家づくり。

カテゴリ:
住まいと暮らしの考え方

おしゃれな家なのに、

なぜ満たされないのか?

 

建築家が考える、家に帰りたくなる暮らしと、

本当に豊かな住まいのつくり方。

 

奈良県橿原市のやまぐち建築設計室による住宅設計の検討風景。住まいの模型と間取り図を用いながら、家族構成や生活動線、収納計画、将来のライフスタイルまで考慮した注文住宅の設計を進める様子。和モダン住宅やジャパンディスタイル、平屋、中庭のある家など、奈良で家づくりを検討する方へ向けて、建物だけでなく暮らしの価値を大切にした住まいづくりを提案している。

※建築家が考えているのは、

 どんな家を建てるかではなく、

 どんな人生を住まい手が過ごすのか?

 模型やイメージ、図面の向こう側にある
 ご家族の暮らしを丁寧に描いています。

 

 

 

奈良で家づくりを考えている方へ。

 

家づくりを始めると、

多くの人が最初に目にするのはSNSです。

 

InstagramやPinterestには、

美しく整えられた

リビングや洗練されたキッチン、

ホテルライクなインテリア、

和モダンの上質な住まいが数多く並んでいます。

 

「こんな家に住みたい」

 

そう思うのは、ごく自然なことです。

 

私自身も建築家として、

美しいデザインには

大きな価値があると思っています。

デザインは心や意識にも作用しますから。

 

ですが、

これまで数多くの住まいづくりに

携わる中で感じることがあります。

 

それは、

「おしゃれな家」と「幸せな暮らし」は、

必ずしも同じではないということです。

 

家づくりで本当に考えるべきこと。

 

家づくりを検討している

ご家族とお話をしていると、

「広いリビングが欲しい」

「アイランドキッチンにしたい」

「平屋に憧れている」

「和モダンの家が好き」

というご要望を伺います。

 

もちろん、どれも大切な要素です。

 

しかし、私はその前に

必ず住まい手さんご家族に

お聞きするこ、問う事があります。

 

それは、

「どんな暮らしを送りたいですか?」

という質問です。

 

意外に思われるかもしれません。

 

でも、本当に大切なのはここなのです。

家は人生そのものになるという事。

 

家は完成した瞬間がゴールではありません。

むしろ、そこからが

本当のスタートです。

 

朝起きて、

身支度を整え、

仕事へ向かい、

帰宅して、

食事をして、

家族と話し、

眠りにつく。

 

そんな日常を何千回、

何万回と繰り返していく場所。

 

つまり家とは、

人生の大部分を過ごす環境なのです。

 

だからこそ、「どんな家にしたいか」

よりも、

「どんな毎日を送りたいか」という事柄を

先に考える必要があります。

 

ホームページから

問い合わせをいただいた後にお渡ししている

住まい造りのチェックシートには

そういう意味もあります。

現在の暮らしの

良し悪しを再度確認するという作業。

家族で良し悪しを「見える化」する時間。

 

そのうえで「問い」を解きながら

疲れて帰ったときに感じる安心感や

暮らしの状態を少し想像していただくように。

 

仕事で疲れた一日。

人間関係に気を遣い、

時間に追われ、

頭も心もいっぱいになっている帰り道。

 

そんな時に見える我が家の灯り。

玄関のドアを開けた瞬間に感じる木の香り。

やわらかく灯る照明。

静かな空気。

お気に入りの椅子。

家族の気配。

そこで自然と深呼吸ができる。

肩の力が抜ける。

 

「やっぱり家が一番落ち着くな」

そう思えること。

 

実はこれこそが、

住まいの価値なのではないでしょうか。

 

暮らしやすさは

図面だけでは分からないということ。

 

家づくりで後悔する人の多くは、

間取りや設備の失敗を想像します。

 

もちろんそれもあります。

 

しかし実際には、

もっと感覚的な部分で

違和感を抱えることが少なくありません。

 

例えば、

なぜか落ち着かない

家族との距離感がしっくりこない

リビングにいても居場所がない

家にいるのに疲れる

休日も外へ出たくなる

こうした悩みは数字では表せません。

 

広さでもありません。

設備でもありません。

 

大切なのは、

実際に暮らす人がどう感じるかなのです。

 

だから私は、設計の際に、

図面で見える範囲だけではなくて、

光の入り方

視線の抜け方

家族の気配

居場所のつくり方

家具との関係

窓から見える景色

帰宅時の動線

まで価値観を見直しつつ、

感度をイメージして丁寧に考えています。

 

家族が程よい距離感を持つ住まいとは?

家族は同じ家に住んでいても、

心の距離が近いとは限りません。

 

一方で、

特別な仕掛けをしなくても、

自然と会話が生まれる住まいがあります。

 

例えば、

キッチンに立ちながら子どもの様子が見える。

ソファに座ると家族の気配が感じられる。

階段を上り下りすると自然に顔を合わせる。

食卓の周りに居場所がある。

 

こうした小さな工夫の積み重ねが、

家族の時間を豊かにしていきます。

住まいは単なる建築物という

箱ではありません。

 

人と人との関係性を

育てる環境でもあります。

 

〇関連blog

住まいは人生観の表出|間取りの前に整えるべき意識が、暮らしの質を決める理由

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail824.html

 

奈良だからこそ

大切にしたい住まいの考え方・・・・・。

 

奈良には奈良らしい暮らしがあります。

四季の移ろい。

歴史ある街並み。

穏やかな時間の流れ。

豊かな自然。

古くから受け継がれてきた文化。

 

だからこそ私は、

全国どこでも通用する

流行だけを追うのではなく、

奈良の風土に合った住まいを

大切にしています。

 

深い軒がつくる陰影。

季節を感じる窓辺。

庭とのつながり。

風が抜ける間取り。

光と影が織りなす空間。

 

そうした要素は、

何十年経っても色褪せません。

 

むしろ暮らしとともに

味わいを深めていきます。

 

流行は変わる、でも心地よさは残る。

 

流行は必ず変化します。

10年前に流行ったデザイン。

20年前に人気だった設備。

時代とともに価値観は移り変わります。

 

しかし「帰りたくなる家」という価値は

キチンと意味のあるデザインを

施していれば、そう変わりません。

 

心地よさ。

安心感。

家族との時間。

自分らしく過ごせる場所。

 

それらは何年経っても

色褪せることがありません。

 

だから私は、

流行だけを追いかける家づくりではなく、

そのご家族の暮らしに

寄り添う家づくりを大切にしています。

 

間取りの前に考えるべきこと。

 

家づくりを始めると、

つい間取りや設備に目が向きます。

 

しかし本当に大切なのは、

その前にある問いです。

 

休日はどう過ごしたいですか。

家族とどんな時間を共有したいですか。

どんな朝を迎えたいですか。

どんな夜を過ごしたいですか。

 

10年後、

20年後も、

その家でどんな笑顔が

生まれていてほしいですか?

 

その問いの中に、

本当に必要な住まいの形があります。

 

建築家が設計しているのは「建物」ではない

やまぐち建築設計室が設計しているのは、

単なる建物ではありません。

 

私が考えているのは、その家で流れる時間。

その家で育まれる家族の関係。

その家で積み重なる思い出。

その家で感じる心の余白。

 

つまり、建物の先にある

暮らしそのものです。

 

だからこそ、

デザインの前に暮らしを考える。

間取りの前に人生を考える。

その姿勢を大切にしています。

 

家に帰りたくなる暮らしを設計する

 

おしゃれな家も大切です。

美しいデザインも必要です。

ですが、

本当に豊かな住まいとは、

家に帰るたびに安心できる場所。

 

家族との何気ない時間を

愛おしく感じられる場所。

自分らしく過ごせる場所。

 

そんな住まいではないでしょうか?

 

奈良で家づくりを考えるなら、

間取りやデザインだけではなく、

その先にある

暮らしについても考えてみてください。

 

家づくりとは、

建物をつくることだけではなく、

人生を整えることでもあります。

 

〇関連blog

心が荒れにくい家には理由がある。光・陰影・言葉・空間心理から考える“人生を整える家づくり”という視点

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail854.html

 

そしてその住まいが、何十年先も、

「やっぱり我が家が一番いい」

そう思える場所になることを願っています。

 

やまぐち建築設計室より

 

家づくりは、

人生の中でも大きな選択のひとつです。

 

だからこそ私は、

間取りやデザインの話をする前に、

ご家族の暮らしや

価値観について丁寧にお話を伺います。

 

「どんな家を建てるか」ではなく、

「どんな人生を送りたいか」という視点から、

住まいを考えてみませんか?

 

奈良の風土に寄り添いながら、

家に帰りたくなる暮らしを、

一つひとつ丁寧に設計しています。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
ご連絡ください
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