お問合せフォーム

ブログ・コラム

2026.02.26

奈良で飲食店開業を成功へ導く「印象設計」― 建築家が提案する店舗デザインと売上・集客の関係

カテゴリ:
体験を設計する店舗・空間デザイン

デザインが売上を変える理由。

 

ブラックコーヒー3本から読み解く

「印象設計」という建築思想。

 

木目のテーブルの上に並ぶ3本のブラック無糖缶コーヒー。左からアサヒ「WONDA モーニングショットBLACK」、ジョージア「香るブラック」、UCC「BLACK 黒の余韻」。いずれも黒を基調としたパッケージだが、ロゴの書体や色彩設計、コピー表現の違いによって「力強さ」「香り」「余韻」といった異なる味覚イメージを想起させるデザイン比較写真。背景には観葉植物と自然光が差し込む室内空間が広がり、パッケージデザインが与える印象の違いと、ブランド設計の重要性を示している。奈良で飲食店開業や店舗デザインを検討する際に、空間設計やブランディングが体験価値を左右することを象徴する一枚。

テーブルの上に並ぶ、

3本のブラック無糖缶コーヒー。

 

どれも黒を基調としたパッケージ。

中身は同じ「ブラックコーヒー」です。

 

しかし・・・・・。

 

・ロゴの書体

・色彩のトーン

・コピーの言葉選び

 

その違いだけで、

「力強さ」

「香り」

「余韻」

「味覚のイメージ」等、

受け取る印象は、まったく異なります。

 

人は、実際に味わう前に

すでに「印象」をイメージして

飲んでいるのです。

 

これは、飲食店経営において

極めて重要な示唆を含んでいます。

 

味だけでは、選ばれない時代

 

奈良県で建築設計を行う中で、

近年とくに増えている

ご相談があります。

 

・これからカフェを開業したい

・古民家を再生してレストランを始めたい

・既存店舗の売上が伸び悩んでいる

 

多くの方が「メニュー」

「価格」「立地」を考えます。

 

もちろん「それら」も重要です。

しかし本質的な課題は、

そこだけではありません。

 

選ばれるかどうかは

「味」だけではなく

「印象」でも決まるのです。

 

建築とは「意味」を与える行為である。

 

私は常にこう考えています。

建築とは、

空間に意味を与える行為。

 

それは住宅でも、店舗でも同じです。

 

同じ20坪のカフェでも、

 

・天井の高さ

・光の入り方

・床材の質感

・椅子の硬さ

・テーブルの距離感

 

それだけで、

滞在時間も客単価も変わります。

 

環境心理学の観点から見ても、

人は空間の印象によって行動を変えます。

 

暗めの照明は滞在時間を伸ばし、

天井が高いと創造性が高まり、

木質空間は安心感を与える。

 

つまり、デザインは

感情を操作する力を持つのです。

 

飲食店開業に必要なのは「印象の一貫性」

 

ブラックコーヒーの缶と同じです。

 

・店名のフォント

・ロゴの太さ

・外観の色彩

・メニュー表の紙質

・照明の色温度

 

それらがバラバラでは、

ブランドの軸は伝わりません。

 

飲食店経営で成功する店舗には、

必ず「印象の一貫性」があります。

 

例えば、

 

重厚感を売りにするなら

入口から重心を低く設計する。

 

軽やかなカフェなら

自然光を多く取り入れ、抜けをつくる。

 

和モダンなら

素材の陰影と余白を活かす。

 

建築設計とは、

その世界観を物理空間に

翻訳する仕事です。

 

なぜ売上が伸びないのか?

 

店舗運営で悩まれている方の多くは、

「味は悪くない」と言います。

 

しかし、

 

・写真映えしない

・印象に残らない

SNSで拡散されない

・価格に納得感がない

 

それは、

味だけの問題ではありません。

 

「体験の設計」が不足しているのです。

 

人は、料理を食べに来ているだけではなく、

その場所での「体験」を

買いに来ています。

 

奈良で飲食店を開業するということ

 

奈良という土地には、

独特の空気感があります。

 

歴史

静けさ

陰影

時間の流れ

 

この地域性を理解せずに

流行の内装だけを模倣しても、

本質的な魅力は生まれません。

 

勿論、地域性だけに添うのではなく

「意味のあるギャップ」も

一つの戦略とはなります。

 

やまぐち建築設計室では、

 

・地域性

・ターゲット層

・価格帯

・オーナーの哲学

 

これらを丁寧に整理し、

印象設計を組み立てていきます。

 

これは単なる

店舗デザインではありません。

 

ブランディング設計です。

 

デザインの効能とは何か?

 

デザインの効能は、

美しさだけではありません。

 

・信頼を生む

・価格に説得力を持たせる

・滞在時間を伸ばす

・再来店を促す

・口コミを生む

・行動を生む

 

名にも色々とありますが

一部ですがこれらも、

デザインの力です。

 

住宅設計でも同じです。

 

同じ広さでも

同じ性能でも

印象が違えば

暮らしの質は変わります。

 

人は、スペックではなく

「空気感」の中で生きているのです。

 

建築家としての店舗コンサルティング

 

現在、建築家の立場から

飲食店開業の

コンサルティングも行っています。

 

単なる内装設計ではありません。

 

・事業コンセプト整理

・ターゲット設定

・価格帯の設計

・空間ブランディング

・導線計画

・心理的安心感の設計

 

空間は、

経営戦略そのものです。

 

ブラックコーヒー3本の比較写真は、

小さな違いが

大きな印象を生むことを

教えてくれています。

 

デザインとは、

飾りではありません。

 

意味を与える行為。

価値を翻訳する行為。

感情を動かす行為。

 

飲食店開業を考えている方。

店舗運営に悩んでいる方。

 

もし今、売上や集客に不安があるなら、

それは「味」「立地」だけの問題ではなく、

「印象設計」の問題かもしれません。

 

皆さんが「食事」に出かけた際の目的は

色々とありますが、

何を考え、何をイメージして

お店の予約を行いますか?

 

奈良で店舗設計・カフェ設計

古民家再生店舗、

飲食店開業支援をお考えの方は、

一度、空間の持つ本質から

見直してみませんか?

 

「何を売るか」だけではなく、

「どんな時間が積み重なるか」を、

空間で支えるように。

 

少し立ち止まって考えてみたい

そんな方の目に、

そっと届けば幸いです。

 

○関連blog

売場ではなく、体験を設計する。上質な店舗、ブランドが大切にしている「選ぶ時間」という価値

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail740.html

‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

 

BACK

ブログトップへもどる