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ブログ・コラム

2025.12.26

なぜか心地いい家には理由がある ― 床色と家具の関係から考える、ホテルライクで和モダンな住まいづくり

カテゴリ:
家具と暮らしとインテリアコーディネート

床と家具の色から考える

インテリアコーディネート。

 

住まいの印象を決める

「床色」の考え方・・・・・。

 

住まいの印象を

大きく左右する要素のひとつに、

「床の色」があります。

 

濃いブラウンのフローリングを採用した和モダンなリビング空間。白系のL字ソファと黒のラウンドテーブルを組み合わせ、木質天井と石張りの壁が落ち着きと上質感を演出している。間接照明と大開口サッシにより、重厚感がありながらも開放的な住まいの一例。

※濃いブラウン系のフローリングを

採用した場合のホテルライクなLDKイメージ図 

 

 

床は空間の中で

占める面積が非常に大きく、

壁や家具のように

簡単に変えられるものではありません。

 

だからこそ、
「床の色選びで失敗したくない」
「今持っている家具と合う色にしたい」
と悩まれる方は

とても多くいらっしゃいます。

 

グレー色のフローリングで統一したモダンなリビング・ダイニング空間。明るいベージュのL字ソファとブラックのテーブルが調和し、ガラスの大開口と石調の壁がホテルライクで洗練された印象を与える。インテリア初心者でも取り入れやすい床色の実例。

※グレー系のフローリングを

採用した場合のホテルライクなLDKイメージ図 

 

やまぐち建築設計室でも、

設計初期のご相談で
床をどんな素材で

何色にすればいいのか

迷っていますという

住まい手さんも多いです。

 

ホワイト系のフローリングを採用した明るく開放的なリビング空間。白を基調としたL字ソファとシンプルな家具配置により、自然光が映える清潔感のある室内。中庭に面した大きな窓と一体感のある間取りが、広がりを感じさせる住まいの事例。

※ホワイト系のフローリングを

採用した場合のホテルライクなLDKイメージ図 

 

 

今回のblogでは、

床と家具の色関係を軸に、

印象に趣をおいて

インテリアコーディネートの考え方を、

建築家の視点から

書いてみたいと思います。

 

下の画像は床にラグを採用しているので

またこれまでの画像比較とは

イメージが変わります。

 

明るめのブラウン系フローリングに大判ラグを敷いた、ホテルライクで落ち着きのあるリビング空間。白を基調としたL字ソファと円形のローテーブルが柔らかな動線を生み、大開口サッシ越しに中庭とつながる開放的な間取り。石張りの壁や間接照明が、和モダンとジャパンディの静かな上質感を引き立てている。

※ナチュラル系のフローリングを採用し、

淡さを際立たせるラグを敷いた場合の

ホテルライクなLDKイメージ図 

 

住まいの新築、

リノベーションを検討中の方は、

ぜひ参考にしてみてください。

 

空間の印象を

大きく左右する「床の色」

新築やリノベーションで

住まいを考える際、

様々な仕上げ、

素材の枠組みを決めていきますが

必ず決めなければならないのが

色という要素です。

 

特に床の色は印象を

大きく左右します。

  • 空間全体の「明るさ」
  • 落ち着きや高級感
  • 家具やインテリアの見え方

に大きく影響します。
同じ間取り・同じ家具でも、

床色が変わるだけで

印象は驚くほど変わります。

 

インテリア配色の基本「70255

インテリアではよく、

次の黄金比率が用いられます。

・ベースカラー:70
床・壁・天井など、空間の土台となる色

・アソートカラー:25
家具・建具・カーテンなど、

空間の主役となる色

・アクセントカラー:5
クッション・小物・アートなど、

空間にリズムを与える色

 

床はこの中で、

ベースカラーになることが多く、

一度決めると

変更が難しいものです。

 

だからこそ、

床色選びは「感覚」だけでなく

「理屈」も踏まえて

考えることが大切です。

 

床の色を決めるための

5つの考え方・・・・・。

ベース・アソート・アクセントの

関係を整理する

 

どこにどの色を使うのかを

整理すると、

床色の方向性が見えてきます。

 

床をあえて主張させたいのか、

家具を引き立てる

背景にしたいのか。

 

この整理だけでも、

選択肢はぐっと絞られます。

 

家具の色との相性から考える

すでに使いたい家具が

決まっている場合、

家具床の順で考えるのも

おすすめです。

・ダークブラウンの家具

同系色の床で落ち着いた印象

・明るい木の家具

ナチュラル〜中明度の床

・家具を主役にしたい

家具より少し明るい床

 

もし同系色でまとめて

単調に感じる場合は、

ラグやファブリックで

アクセントを加えることで、

空間に奥行きが生まれます。

 

好きなテイストから逆算する

建材ショールームや

完成事例を見る中で、
「なぜか落ち着く」
「この雰囲気が好き」
と感じる空間があるはずです。

 

その空間をよく見ると、

床・壁・家具の

色関係が

自然と整っています。

 

好みのテイストを

言語化することが、

床色選びの近道になります。

 

部屋の使い方、

過ごし方から考える

床色は、

部屋の用途とも深く関係します。

・リビング:落ち着き・開放感

・子供部屋:傷や汚れが目立ちにくい色

・水回り:清潔感・明るさ

誰が、どんな時間を

どんな雰囲気で

過ごす場所なのかを考えると、

自然と合う床色が見えてきます。

 

手入れのしやすさも重要な視点

床色は、ホコリや

汚れの見え方にも影響します。

・明るい床:

汚れは目立ちやすいが清潔感がある

・中間色:

バランスが良く扱いやすい

・濃い色:

落ち着きはあるが傷が目立つ場合も

 

ライフスタイルや

掃除の頻度も踏まえて、

現実的な視点で選ぶことが大切です。

 

【床色別】

インテリアコーディネートの考え方

ナチュラルな床色

明るく、やさしい印象を与える

ナチュラルカラー。

どんなインテリアともなじみやすく、

住まいづくりの

王道とも言える色です。

 

ブラウンの床色

主張が強すぎず、

家具を選ばない万能色。
ヴィンテージや

ナチュラルモダンとも相性が良く、

迷ったときの安心感があります。

 

ダークブラウンの床色

空間に重心が生まれ、

落ち着いた大人の雰囲気に。
照明やファブリックで

明暗を調整することで、

重たさを感じさせません。

 

グレーの床色

昔からある層には

受け入れられていたカラーですが、

近年採用する人気の高い色。
モダン・ホテルライク

和モダンなど、

幅広いテイストに対応できる

懐の深さがあります。

ただし、家具や

ウィンドートリートメントには

注意が必要。

 

ホワイト系の床色

清潔感と開放感が際立つ色。
インテリア次第で

表情が大きく変わるため、

コーディネートを

楽しみたい方に向いています。

 

グリーン(畳)の床色

和の落ち着きを感じさせる床。
近年は和紙畳など

耐久性の高い素材も増え、

和モダンな住まいにも

取り入れやすくなっています。

 

床色選びは

「暮らし方」を考えるベース

床は、空間の中で最も

「変えにくい」要素です。

 

だからこそ、
家具との関係
暮らし方
手入れ
将来の変化

まで含めて考えることが、

味わって暮らす

住まいづくりにつながります。

 

やまぐち建築設計室では、

よくある設計だけでなく、
暮らしの価値観から考える

インテリア

空間コーディネートを

ご提案しています。

 

「床の色で迷っている」
「家全体をトータルで整えたい」

そんな時は、

ぜひ気軽にご相談ください。

 

設計の視点から、

あなたの暮らしに程よい

最適解となる

暮らしのカタチを考えていきます。

○関連blog

暮らしの質は「色」でも変わるという事、住宅設計の際に検討しておくべき空間全体における色彩の心理的効果と錯覚の活用。おしゃれで心地よい住まいを叶えるために知っておきたい色の選び方と素材との上手な組み合わせ。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail541.html

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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