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ブログ・コラム

2025.11.22

寝室デザイン×和モダン・眠りの質を高める色・照明・素材、ホテルライクな安らぎを叶える寝室の間取りと空間のつくり方、心が深く休まる寝室計画のポイント提案。

カテゴリ:
睡眠の質と暮らしやすさと寝室と間取りの設計

 

心と身体を整える「寝室デザイン」。

色・小物・照明でつくる

上質な安らぎ空間をご提案。

 

 自然光がやわらかく差し込む落ち着いた寝室。ベージュとブラウンを基調にしたホテルライクな和モダンデザインで、間接照明と木質素材が安らぎを演出する。大開口窓と柔らかなカーテンが心地よい朝をつくり、生活動線と収納が整った注文住宅の寝室コーディネート事例。

 ※穏やかな光に包まれるベージュ基調の寝室。

木質のアクセントウォール、柔らかな間接照明、

ホテルライクなベッドメイクが、

深い安らぎとくつろぎをもたらす上質な空間提案実例。

 

 

家づくりを進める中で、

LDKやキッチンほど目立つ場ではないものの、
毎日必ず心身を癒し安らぐ場所が寝室です。

 

だからこそ、
「ただ寝るだけの部屋」ではなく、
心と身体をそっと休ませてくれる

上質な空間に整えることが、

暮らしの質を大きく左右します。

 

今回のブログでは、
寝室を落ち着いた雰囲気にするための

色・小物・照明 の考え方を中心に、
やまぐち建築設計室が大切にしている

暮らしの快適性について

書いてみました。

 

これから住まいづくりを

お考えの方にとって、

少しでも参考になれば幸いです。

 

おしゃれな寝室づくりの3大要素

  1. 色空間の印象を決める「最も重要な要素」

寝室は一日の終わりに

気持ちを休めるための場所。

そのため、

気分を落ち着かせる

静かでやさしい色使いを

意識するのが理想的です。

 

壁は部屋の中で最も面積が広く、

空間の印象を左右する要素。
アクセントを付けたい場合でも、

過度に強い色は避け、
自然素材や木の色に馴染む

落ち着いたトーンでまとめると

安らぎが生まれます。

 

  1. 小物「素材感」が寝室の質を決める

寝室で扱う小物は、

自然素材 × 柔らかい質感が

よく似合います。

  • 木や陶器、自然素材の置物
  • 麻や綿などのファブリック
  • 観葉植物(落ち着き・視覚休息の効果)

観葉植物は木やクリーム系の

内装とも相性が良く、
インテリア性とリラックス作用の

どちらも得られるアイテムです。

 

大きな壁面がある寝室では、

お気に入りの写真やアート作品を飾るだけで
空間に「個性」と「落ち着き」が生まれます。

 

  1. 照明「心のオン/オフ」をつくる「光の計画」

寝室の照明は、
シーリングライト

主照明+間接照明 の組み合わせが

おすすめです。

 

特に就寝前の30分は、
主照明を落として

間接照明に切り替えることで、
脳が自然とリラックスモードへ

移行しやすくなります。

 

LED照明の調光調色機能を活用すれば、
シーンに合わせて

光の色と明るさを

細かく調整することも可能。

 

電球色の柔らかな光は、

心を落ち着かせ、

睡眠の質を高めてくれます。

 

寝室に取り入れたい「安眠カラー」

寝室には、

心理的にリラックスを促す

色を選ぶと効果的です。

 

やまぐち建築設計室が特に

おすすめしているのは以下の3色。

  • 睡眠導入
  • リラックス効果
  • 血圧を下げる作用

眠りにつきにくい方には特に相性の良い色です。

  • 目を休ませる効果
  • 自然とのつながり

観葉植物として

取り入れるだけでも視覚疲労の軽減に。
パソコン作業が多い方にぴったりです。

  • 緊張をほぐす
  • 安定した安心感をつくる

寝室のベースカラーとして

最も使いやすい色。
木質系の素材とも調和し、

落ち着きのある空間に。

 

青や緑を差し色として

少量取り入れることで、
単調になりすぎない

品のある寝室を生み出す事ができます。

 

色は「35色」にまとめると、

空間が美しく整う。

寝室に限らず、空間デザインでは
色数を増やしすぎないことが大切です。

色が多いほど脳は情報処理を行うため、
無意識に「落ち着きにくい状態」に

なってしまいます。

  • 基調色(ベースカラー)
  • 副調色(アソートカラー)
  • 差し色(アクセントカラー)

この35色で空間を整えると、

安らぎとデザインが両立した
上質な寝室に仕上がります。

 

寝室は「暮らしの質」を高める

最も静かな場所

寝室は、身体と心を整える充電空間。
デザインだけではなく、
音・光・色・素材・香り

温熱環境をバランスよく整えることで、
翌日の集中力や

健康状態にまで影響します。

 

暮らしは、

空間が変わることで

自然と変化するもの。

 

寝室づくりは、

小さなようでいて、

毎日の幸福度を底上げする

大切な計画です。

 

インテリア、レイアウト、

ベッド配置のご相談も承っています。

やまぐち建築設計室では、
寝室のインテリア計画・照明計画

収納計画を含めた
「暮らしの質を整えるデザイン」を

大切にしています。

 

新築・リフォーム・リノベーションのご相談は
ホームページの

Contact/お問い合わせフォーム より
お気軽にご連絡ください。

 

〇関連blog

暮らしと生活習慣を考える住まいづくり、和をモダンに程よく馴染ませた睡眠の質を高める間取りと寝室設計。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail599.html

 

〇関連blog

快眠を叶える寝室設計|建築家が提案する照明・温度・香りの整え方と暮らしを深める環境づくり。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail615.html

 

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やまぐち建築設計室
奈良県橿原市縄手町387-4(1)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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