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家づくりのポイント
「家を建てる前に考える。失敗しない収納造りのポイント」
01収納の作り方は?
家の中での家族導線が重要です。
家族の出入りがない場所に収納を設けてしまうと、開かずの間になってしまいます。物をいれっぱなしにして、入れたことを忘れて同じ物を買ってしまうケースがあります。家族の住み方で収納のバランスを見ることが重要です。
02収納造りのコツは?
あなたは、右脳派?左脳派?
イメージで収納する右脳派と、細かく分けて収納する左脳派のパターンがあります。その人が収納しやすいパターンや、掃除の癖なども取り入れて、収納計画を立てる必要があります。
子育て世代やお年寄りのいる家などの家族構成でも、収納する物も変わってきます。
現在の収納の仕方や、これからの家族の成長も加味して収納を考える事をおすすめします。
03日々の収納のポイントは?
物の大きさを把握することが大切です。
大きいものは大きい収納に入れればいいというものではなく、使う頻度と出し入れのしやすさが大切です。扉が開き戸なのか、引き戸なのか?それだけでも収納しやすいものが変わってきますし。
収納の奥行でも、物を奥へ奥へ入れていますと手前の物しか出せなくなるなど、収納スペースや内容に合わせて、どのように収納するのかを考える必要があります。
04失敗しない収納づくりは?
収納物の仕分けがポイントです。
限られたスペースの中でも毎日使うものとそうでないものを分けておく。そうすることで、探す手間が省けます。毎日使うものはここ、年に一回しか使わないものはここ。とあらかじめ収納する場所・物を仕分けしておきましょう。
収納に仕分け方としては、頻度だけでなく四季や家族の成長も考えておくといいでしょう。
例えば、冬場のコートをリビングのソファーに掛けたりする方もおられますが、玄関などにコートを掛けられる場所を造るだけで、リビングが煩雑にならずにきれいな空間を維持する事が出来ます。
05収納を設計するにあたり心掛けていること
たかが収納。されど収納。
家族構成や日ごろの生活習慣を聞いて、もしかしたらこんなことに困っているんじゃないかと思う部分を聞くように心がけています。その人の収納癖や趣味などを見てプランを考えないと、新しい家に住んでも片付けられない可能性があります。
片付けられないと、「また散らかっているなぁ。」嫌な気持ちが、積み重なって、家族の関係に影響が出てしまったり。逆に片付けのしやすい家になることで、すっきりとした家になり家族の関係性が変わってきたりします。
06収納で家族の関係にも影響が?
実は収納1つで心のゆとりが出来るのです。
日々の暮らし方で、心のゆとりは変わります。
例えばリビングに衣類や、仕事用の物など大事な物を置いているとしましょう。子どもがさわったりして、汚したり壊したりしてしまう可能性がありますよね。そんな時、親は触ってはダメと叱ってしまいますよね。そもそもきちんとキチンと物を置くべき場所に置いておけば、叱られないで済んだはすなのに収納動線が出来ていないために叱ってしまう要素を自分たちでつくってしまっているんですね。
収納をしっかりと考えることで、そういった場面もなくなるんです。子どもは親が思っている以上に親をみています。家で楽しく家族や片付けをしている姿を見せてあげることで。一緒に片付けもできるようになり、それによって未来も変わってくると私は思っています。
07まとめ
収納は暮らし方とのバランスが大切です。
収納1つで心にゆとりができたり、リラックスできたり、子どもに対してちゃんと接する事が出来るなど、家族内の空気を換えていく事が出来るんですね。
収納は収納物や収め方だけの問題ではなく、その人の暮らし方や未来の自分と見合う収納なのか、そうでないのかを考えていく事が大事です。