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家づくりのポイント
住まいの収納計画 暮らしのボリュームを知る
コップに水を注ぎ続けてみると、コップの容量をオーバーして水がコップからあふれます。
同じように暮らしの場である住まいにもキャパシティー「容量」が存在し、ある一定の物理的なキャパシティ(容量)を超えることで物が溢れることになります。これは「物理的」条件によるものです。
次にその「物理的」条件がどのように配置されているのかということが挙げられます。たとえ「容量」があったとしてもそれが「使われていない容量」として存在していれば、「使える容量」がオーバーしない状態でも「物があふれ出る」というカタチとなって現れます。それは、解消しなければならないポイントです。
「暮らしのボリューム」の検討は「使える配置」を考える事が大切になります。
余裕がなく容量が限られている場合、より「空間の把握」と視野に「容量」の計画が必要です。そのうえで、暮らしで用いる事となる「日用品」や「季節毎の収納物」の必要最低限の「量」を認識しておくことが重要です。それにより、まずは「空間」と「物」の関係性をつかみます。実際の寸法を把握することも勿論重要です。