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ブログ・コラム

2026.01.30

壺中天を宿す住まい ― 制約の中で人生の質を整える暮らしの設計

カテゴリ:
住まいと暮らしの考え方

住まいと人生を整える為の

深く効く家づくり・・・・・。

効率ではなく、

意味のある豊かさを選ぶ住まいづくり。

 

やまぐち建築設計室が考える、

住まいと暮らし、そして人の軸を丁寧に。

和モダン住宅の縁側と庭の情景。木格子と深い軒に守られた半屋外空間が、自然と内面の静けさをつなぎ、制約の中で人生の質を整える住まいの設計思想を表している。

※住まいに宿る壺中天は、

こうした静かな「余白」から生まれます。

 

家をつくることは、

ただ壁や屋根、床を

設けることではありません。

 

そこに暮らす家族の人生を整え、

日々の営みの質を深め、

続いていく時間そのものを育む

環境をつくることです。

 

やまぐち建築設計室はこの考えを軸に、

設計・デザインを行っています。

 

現代の住まいづくりは、

「理想」と「現実」という

二つの世界がせめぎ合う場でもあります。

 

予算や敷地条件という制約があり、

家族の暮らし方や

価値観が多様化する中で考えるべき事。

 

制約の中にこそ、

本質的な豊かさが宿るように。

 

これは単なる設計信念ではありません。

人生と暮らしをいかに

大切に考えるのか?

ということです・・・・・。

 

・忙しさの中にこそ閑がある

現代は忙しい日常に追われる時代です。

仕事、子育て、地域との関わり

日々はあっという間に過ぎていきます。

そんな中で

私たちがまず問いかけたいのは、

忙しさの中で、

本物の閑(静けさ)を掴めているだろうか?

ということです。

 

忙中には確かに多くのノイズがあります。

外側の忙しさが

内面の静けさや価値を

奪うわけではありません。

 

むしろ、

忙しい日常の中で生み出される余白こそが、

心の中に息づく本物の「閑」だと

考えています。

 

住まいにも同じことが言えます。

ただ広くて美しい空間が

あればよいのではなく、

暮らしの中の「余白」が

真の豊かさを支えるように。

 

何もない空間ではなく、

生活の流れや

感性を整える余地としての存在。

 

やまぐち建築設計室が目指す設計は、

単に見た目の美しさを

追求するのではなく、

暮らしの熱量と静けさのバランスを

建築の中に定着させること。

そのために間取り、

光、素材、風の流れといった

諸要素を一つひとつ

丁寧に見つめていきます。

 

苦しみの中にこそ本当の楽がある

住まいづくりは

しばしば苦悩の連続かも知れません。

理想を描きながらも、

現実の制約や矛盾と

向き合わなければなりません。

予算や敷地条件、

法規制や性能・・・・・。

これらは時に、

理想を遠ざける壁のように

思えるかもしれません。

 

しかし、

そういったところにこそ

本質的な価値があると捉えています。

真の「楽」や「心地よさ」は、

苦しみの中で見つけるものだからです。

 

住まいの計画の初期段階では、

誰もが理想のイメージを語ります。

それを実際の生活に

落とし込んでいくプロセスは

おそらく苦悩の連続です。

しかし、

その苦悩の中で得られた内容こそが、

住まいとしての

深みと安心感に直結するものです。

 

このプロセスを経て得られる「楽」は、

単なる快適性や利便性ではなく、

暮らしの根幹を支える安心感と満足感です。

 

・身を棄ててこそ浮かぶ瀬もある

人生や住まいづくりのどのフェーズでも、

時に追い詰められる瞬間があります。

理解が得られないとき、

選択を迫られたとき、

不安や迷いに直面するとき。

 

本当に大切なものは何か?

どこまで譲るべきで、

どこで覚悟を持つべきか?

 

この問いは

住まいづくりだけのものではありません。

人生においても、

変化や別れ、再出発の局面で

誰もが向き合います。

 

やまぐち建築設計室は

この問いを住「まいづくりの中心」に

置いています。

 

家族のこれからを見据え、

住む人の価値観を徹底的に理解し、

時には快適さよりも

本質的な豊かさを選ぶ。

そこでは確かに「身を棄てる」という

勇気が必要になることもあります。

しかしその勇気の先に、

住まいと暮らしの

真の価値が姿を現すとは思いませんか?

 

人は制約や困難の中でこそ、

本質的な選択肢を磨くことができます。

そして、

その選択が暮らしの軸を

強固にしていくものです。

 

・どんな境涯でも内面世界をつくる

制約や環境は

人生や住まいにおいて不可避です。

狭小地や高低差、隣家との関係、

家族構成の変化。

こうした制約は、

住まいづくりの「限界」として

捉えられがちです。

 

しかし、

やまぐち建築設計室では、

この「制約」を

創造の起点として捉えています。

 

やまぐち建築設計室の

設計理念の中核にあるのは、

どんな外的状況に置かれても、

住む人それぞれの「内面世界」を

丁寧に描くこと。

 

この考えは、

日本の伝統的な住まいの美意識と

深く響き合います。

古来より日本文化では、

限られた空間や素材を使い、

小さな余白を

豊かに扱う美学が育まれてきました。

 

それは必ずしも大きな空間ではなく、

むしろ内面の奥行きを生む工夫こそが

豊かさの根拠であるとする

価値判断です。

 

住まいの内部に、

自分の静けさや安らぎ、

思索の余地を育むことを丁寧に。

 

 

・身心を養い、実践に役立つ学問をする

住まいは日々の暮らしの基盤です。

そして暮らしは、

何かを学び、何かを育て、

何かを継承していく営みです。

 

やまぐち建築設計室は、

単に空間を設計するだけではなく、

暮らしの知識をデザインとして

翻訳することを大切にしています。

 

これは例えば、

・家族の一日の動線

・光の入り方や風の抜け方

・四季の移ろいと室内の快適性

・収納と空間の関係

・インテリアと生活習慣の統合

といった、

日常に根ざした学びを

住まいに落とし込むことです。

 

住まいはただ形を与えれば

よいものではなく、

暮らしに寄り添い、

時間と共に価値を増す存在

でなくてはなりません。

 

そのため私たちは常に学び続け、

設計の精度を高め、

住まいを通して

施主(住まい手)さん自身が

改めて自分達の暮らしを知る機会を

提供したいと考えています。

 

・住まいと暮らしの関係性

やまぐち建築設計室が

設計する住まいは、

しばしば「和モダン」や「高級住宅」

という言葉で語られます。

 

「和」は形式ではなく、精神です。

日本の住まいが大切にしてきた

余白、光と影、

素材の息遣い、季節感の受容。

 

それらは単なる美意識ではなく、

暮らしの在り方を

豊かにするための知恵です。

 

そしてモダンであるということは、

その美意識を

現代の生活に対して

自然に馴染ませることを意味します。

 

住宅は、派手さや装飾ではなく、

日々の暮らしを支える

質の高さと安心感が存在するように。

 

やまぐち建築設計室の設計は、

この二つの価値を調和させ、

家族の暮らしの本質に

寄り添う空間をつくります。

ただの住まいではなく、

人生を育む器としての住宅を。

 

家族の時間を包む設計とは?

住まいは家族の関係性を

映す鏡でもあります。

夫婦で過ごす静かな朝、

子どもの笑い声が響くリビング、

共に食卓を囲む夕べ、

季節を感じる庭。

 

これらは単なるシーンではなく、

時間の連続として

積み重なっていくものです。

 

やまぐち建築設計室が設計する住まいは、

こうした時間の重なりを丁寧に受け止め、

日々の暮らしが美しくなる設計

を根底に置いています。

 

設計の最初の一歩は、

まずあなたの暮らしの在り方と

価値観を知ること。

ただの希望や理想ではなく、

あなたが何に心を動かされ、

何に安らぎを覚えるのか?

 

そこから始める設計は、

空間という物理的な要素を超えて、

家族の心の交流と

深い時間の繋がりを育むものになります。

 

・新築とリフォームどちらも人生設計である

新築とリフォームは

プロセスは異なりますが、

本質的な目的は共通しています。

 

それは、「生活を再定義すること」。

 

新築は未来を設計し、

リフォームはこれまでの暮らしを

深め直す機会です。

 

どちらにも言えることは、

そのプロセスを通して、

あなた自身の価値観が明晰になるということ。

 

やまぐち建築設計室では、

新築にせよリフォームにせよ、

暮らしの検証と未来への投資として

設計を捉えています。

そこには決して外見的な価値だけでなく、

人生を支える空間としての機能と

美意識が組み込まれています。

 

住まいは人生の基盤であり、

時間と共に価値を育てていく場所です。

制約や困難があるからこそ、

その中で本質的な豊かさを

見つけ出す術を・・・・・。

 

やまぐち建築設計室は、

あなたの暮らしの哲学を設計に翻訳し、

静かに深く効く住まいを

創造します。

 

住まいづくりは

人生を見つめ直す機会でもあります。

だからこそ、

そこには対話が必要です。

そして何より、

暮らしの一瞬一瞬を丁寧に味わい、

未来への豊かな時間を育む設計でありたいと、

考えています。

 

住まいを「消費」ではなく、

人生を整える「選択」として

考える方へ。

今回の記事が、

小さなヒントになれば嬉しいです。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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