ブログ・コラム
2025.12.03
奈良で叶える和モダンの高級住宅|心と感性に響く静けさのある佇まいのつくり方と間取りと設計の工夫。
- カテゴリ:
- 和モダン思想
心と感性に響く
和モダンの佇まい・・・・・。
奈良で叶える、
静けさと上質さのある暮らし。

※木の温度感と光の柔らかさが重なる、
シンプルなナチュラル和モダンのLDK空間。
大開口から自然を取り込み、
暮らしの中心に
静けさと余白をつくり出す空間設計です。
シンプルな和モダンの「静けさ」が
求められる理由。
カテゴリでイメージするならば
ジャパンディに近い存在感。
便利でスピーディなものが
溢れる現代。
情報量が多く、時間に追われ、
心が落ち着く瞬間を
得ることが難しい時代だからこそ、
「家に帰ると、静かに呼吸が整う」
そんな住まいが
求められています。
勿論、時代背景と共に
いくらか変わっていく部分はありますが
家という本質はそのままです。
奈良という土地は
古くから「静けさと調和」を
尊ぶ文化が息づく場所。
その地で建てる家は、
自然と和の美意識と相性が良く、
さらに現代の暮らしに
馴染むように。
和モダンという設計思想が
住まい手さんの
感性に深く響きます。
やまぐち建築設計室では、
「静けさ × 上質さ × 使いやすさ」
この3つの調和を
暮しと共に
大切にしています。
和モダンとは、
素材・光
間が紡ぐ「佇まいの美学」
和モダンは「意匠」ではなく
「哲学」に近いと考えています。
和紙・木材・石・左官壁など、
日本の素材が持つ
余白を残す美。
そこに現代的な
直線・ガラス・金属の
軽さを組み合わせることで、
日本特有の静けさをまとった
空間が生まれます。
和モダンの本質は、
引き算の設計で、
心が落ち着く環境をつくること。
派手な装飾ではなく、
素材の質感そのものを丁寧に
引き立てていきます。
和モダンが融合する暮らし。
古都が持つ
落ち着きの質感との親和性
奈良の山々、
風の抜ける街並み、
寺社仏閣の影・・・・・。
日常のなかに、
都市部分とともに
自然や歴史が呼吸している。
その環境は、
和モダン住宅がもつ静けさと
非常に相性が良いのです。
実は「外からの視線対策」との
相性が良いということ。
奈良の住宅街では、
道路と敷地が近いケースも多く
「外からの視線を遮りたい」
というご相談が多数あります。
和モダンは
中庭・格子・深い軒
L字・コの字プラン
との相性が特に良く、
プライバシーと
開放感を同時に満たせるのが
大きな強みです。
和モダンに欠かせない
素材と光の設計。
・手触りのある自然素材
・無垢材の床
・越前和紙
・塗り壁(珪藻土・漆喰)
・玄関の石材
・檜・杉の化粧材
これらは触れるほど
味わいが出る素材です。
和の質感を持つ
住宅としての価値は、
時間とともに育つ素材
を使うことで
大きく高まります。
光の設計・・・・・。
陰影があるからこそ
美しいという事。
やまぐち建築設計室では、
間接照明 × 和紙 × 木
の組み合わせを多用します。
照らしすぎず、暗すぎず、
陰影が柔らかく重なることで、
心が静かになる空間が
生まれることで
日々の時間軸に対する
心と感性、そして「ふるまい」も
変化します。
夕景とも相性が良く、
暮らしの風景そのものに
深みが出ます。
という住まい手さんからの
声もいただいています。
和モダンの家で
重要な「間取り設計」。
① 玄関の設計:
静けさのファーストシーン
和モダン住宅では
玄関の佇まいが非常に重要です。
ここを丁寧に設計すると、
家全体の印象が格段に変わります。
正面には見せたい景色を1つ
左右には生活動線を隠す
和紙照明で柔らかな
迎えの表情をつくる・・・。
奈良県内の相談者さんからは
「玄関を美しく整えたい」
という要望が最も多い
箇所の一つです。
生活文化の現れかも知れません。
② LDKの動線と「間」のバランス
和モダン住宅のLDKは、
余白のつくり方が
重要になります。
家事動線は単純化して
生活動線はスムーズに
家具のレイアウトが美しく
収まるように
大きな窓の外に「余白の景色」を
設けるように。
空間の間(ま)が整うと、
住まい手の心にも
余裕が生まれます。
③ 中庭と吹き抜けの組み合わせ
和モダンの佇まいの中に
中庭 × 吹き抜けの
組み合わせも特に好まれます。
光が柔らかく広がる
外からの視線が気にならない
家族の気配が程よく伝わる
朝の光が1階に届く
中庭は「閉じる」のではなく、
安心して開ける室内風景を
つくるための要素とも言えます。
高級住宅としての落ち着きの
つくり方。
色合いは「静色」を中心に構築する
やまぐち建築設計室の特徴として
- ベージュ
- グレー
- 墨色
- 木のナチュラルな色合い
- 白すぎない白
これらの「静かな色」を
中心にすることで、
心がゆっくり整う空間になります。
高級感は
光と影の重なりで決まります。
豪華さでなく、
品格のある静けさを
重視した照明計画。
ホテルライクでありながら、
生活に馴染み、
無理がなく、
長く愛せる空間となります。
和モダン住宅の外観で
大切にしていること・・・・・。
「重心を低く、落ち着きある佇まい」に
外観の重心を低く構えることで、
ゆったりとした
落ち着きのある表情が生まれます。
- 深い軒
- 格子
- 塗り壁 × 木
- グレーの濃淡のツートン
これらにより、
奈良の街並みにも
馴染みながら
高級住宅としての
ひとつ上の佇まいをつくります。
暮らしの「質」を高める
動線の整え方。
「美しい家は、暮らしが整う家」
この考え方のもと、
動線は徹底的に吟味します。
- 回遊できるキッチン
- ファミリークローゼット動線
- 洗濯 → 干す → 収納 が最短
- 来客と生活動線を分ける
和モダンであっても
高級住宅であっても、
どのような住まいであっても
結局は
使いやすさが心地よさを
決めるものです。
日々の暮らしと心に残る家とは?
やまぐち建築設計室が
大切にしているのは、
美しさがあるのに、
肩の力を抜いて過ごせる家
という側面。
特別な日だけではなく、
家族の日常の
何気ない瞬間が静かに整う住まい。
- 朝の光
- 木の香り
- 夜の陰影
- 庭の揺らぎ
- 静かな空気の層
これらが
毎日の安心感につながります。
和モダンという考え方は
流行ではなく、
暮らしの質を高めるための
設計思想であり
哲学であると考えています。
和モダンの住宅を建てる。
適切な設計事務所を
選ぶことが、
家づくりの質を決める。
多くの方が迷われるポイントが、
設計事務所と
ハウスメーカーの違いです。
特に設計の質と監理の丁寧さ
が住まいの
満足度に直結します。
やまぐち建築設計室では、
- ライフスタイルヒアリング
- 動線設計
- 心理的な距離感のデザイン
- 照明計画
- 家具レイアウト
- 外構設計まで
家全体の世界観を統合してご提案します。
感性に響く家を・・・・・。
和モダンの家は、
ただ「見た目が綺麗な家」
ではありません。
住まい手の心の動きや、
家族の会話、
季節の移ろい、
暮らしの癖や価値観まで含めて、
空間が優しく包み込むように
つくり上げるものです。
奈良に根ざし、
地域性を理解し、
暮らしを丁寧に支える家づくりを、
これからも大切に。
静けさと上質さのある
和モダンの家から考える暮らしを
叶えてみませんか?。
‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

