ブログ・コラム
2025.08.12
奈良で考える実家じまいの進め方・空き家になる前に守る家族の資産と未来、古民家だけに限った対策ではなく。
- カテゴリ:
- リフォーム・リノベーション
実家が空き家になる前に、
動き出しませんか?
奈良で暮らしと未来を守る
「実家じまい」という選択肢。
家には、
それぞれの物語と
事情があります。
長年の暮らしを見守ってきた
柱や梁、
家族の笑い声が
染み込んだ床や壁。
しかし、
ある日突然その家が
「空き家」になることがあります。
多くの場合、
そのきっかけは、
親世代が高齢となり施設に入所する、
病気や入院で住めなくなる、
あるいは誰も住まなくなる
といった
暮らしの大きな転機です。
最近、
80代のご両親が施設に入所し、
遠方で暮らす
子世代と親族が協力しながら
「空き家じまい」を進めました。
距離の壁は想像以上に大きく、
何から始めたらいいのかわからない
という声は
決して少なくありません。
奈良県内でも、
高齢化と人口減少の影響で
空き家率は
年々上昇しています。
総務省のデータ(2023年)によれば、
全国平均で13.8%、
地方や郊外では
20%を超える地域も
珍しくありません。
放置された空き家は
建物の劣化を加速させ、
資産価値を下げ、
さらには相続や近隣トラブルに
発展する可能性もあります。
だからこそ
空き家になってからではなく、
「空き家になる前」に
動き出すことが、
家族の未来を守るための
第一歩となります。
ここからは、
やまぐち建築設計室が
建築家の視点でお伝えする
「実家じまい」の進め方と、
後悔しないための
判断基準をご紹介します。
実家じまいとは・・・・・、
家族の物語を未来につなぐプロセス。
「実家じまい」とは、
親世代が暮らしてきた家を、
空き家になる前に
整理・管理・活用・売却といった
方向性を定めることです。
単なる「片付け」や
「処分」ではなく、
家族の記憶と情緒を尊重しながら、
資産としての価値や
次の活用方法を
計画するプロセスです。
主な選択肢は4つ。
売却する –
資産を現金化し、維持管理の負担を解消。
賃貸に出す –
定期的な収益を得ながら活用。
リフォーム・リノベーション –
子世代や親族の住まい、
別荘、セカンドハウスに。
管理のみ行う –
将来の活用を見据え、
定期的な点検とメンテナンスを継続。
空き家・相続トラブルを
防ぐカギは「早期の話し合い」
空き家問題の多くは、
誰も手をつけないまま
時間が過ぎることで
深刻化します。
特に相続時は、
所有者が複数になると
管理・売却の合意形成が
困難になりがちです。
早めに動くメリット。
・相続税・固定資産税の節税対策が可能
・建物の劣化を防ぎ、
資産価値を維持
・親の意思を尊重し、
家族全員が納得できる判断が可能
・不用品処分やリフォーム費用の
計画を立てやすい
ポイントは、
「親が元気なうちに」
家族で将来の方向性を共有すること。
たった一度の家族会議でも、
将来のトラブルを
大きく減らすことができます。
実家の片付け ―
思い出と向き合う整理術
「実家の片付け」は、
単なる不要品処分ではなく、
思い出や歴史との向き合いでもあります。
効率よく、
かつ心の負担を減らす
進め方は以下の通り。
1 優先順位を決める –
重要書類や貴重品から整理。
2 思い出品は三分類 –
残す・デジタル化・手放す。
3 大型家具・家電は業者へ –
無理をせずプロに任せる。
4回収と買取を併用 –
買取できるものはリユースへ。
奈良県内には、
遺品整理士認定協会や
古民家再生協会と連携する
専門業者も多数存在しています。
売却・管理・リフォーム ―
後悔しない判断基準
判断の軸は、
家族構成・経済状況
将来のライフプランによって
変わります。
・売却向き:
遠方管理が困難、維持費が重荷、
相続人不在。
・賃貸向き:
立地が良く需要あり、
短期的に手放したくない。
・リフォーム向き:
家族や親族が住む可能性、
思い入れが強い。
・管理向き:
歴史的価値があり、
将来の活用が未定。
やまぐち建築設計室では、
司法書士や土地家屋調査士、
税理士とともに
現地調査から
将来的な活用プランまで
一貫サポートを行っています。
特に古民家リノベーションや
和モダン住宅への再生など、
価値を高める提案に関しては
様々なアプローチを行っています。
動くなら「動けるとき」が最善・・・・。
実家じまいは、
思い出と現実のはざまで揺れる
大きな決断です。
しかし、
空き家になる前に動けば
選択肢は広がり、
家族の負担は軽くなります。
「まだ先」と思っていたその時は、
突然訪れるかもしれません。
奈良で実家や空き家に関して
お悩みの方は、
まずは情報収集と相談から。
やまぐち建築設計室は、
資産としての家の価値を守り、
家族の未来につながる
実家じまいのサポートも可能です。
ご相談は気軽に・・・・・。
「実家じまい」「空き家活用」
「リノベーション」など、
具体的な計画前のご相談も可能です。
やまぐち建築設計室は、
暮らし方、過ごし方を
デザインする設計事務所です。
〇関連blog
中古住宅の行方と再活用、新築という価値観とは別に。
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail161.html
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