ブログ・コラム
2025.08.07
なぜこのリビングはずっと居たくなるのか?奈良で叶える感情に寄り添う和モダンの住まい、素材・光・視線の設計がもたら“無意識の快適さを空間に宿す設計提案。
- カテゴリ:
- 過ごし方、暮らし方、生活環境と間取り
心地よさの本質と
空間の工夫が日々に与える
幸福感のある間取りと
空間がもやらす無意識の快適さ。
※今回の住まい手さんにとっての価値観から
静けさと美しさが共存する、
心の芯からくつろげるリビングの設計提案。
自然素材と水平ラインで構成された空間は、
日常の中に整った余白と、
深い安心感を与えてくれます。
朝起きた瞬間に
なんだか気分がいい・・・。
家に帰った途端、
ふっと心が緩む。
そんな説明のできない快適さを、
皆さんも感じたことが
あるはずです。
それは心が反応しているサイン。
人は空間の「明るさ」
「広がり」「静けさ」
「動線の安心感」によって、
ストレスを減らし、
幸福感を感じるように
家造りの過程で進化してきました。
だからこそ家づくりにおいては、
無意識に反応する
「心地よさ」を、
設計の起点に置くことが大切。
「間取り」が、
感情の流れをコントロールする。
感覚がよろこぶ間取りとは?
間取りとは、
単に暮らしやすい
導線や動線だけではありません。
本当に心地よい住まいとは、
「感情が無理なく流れる」
設計であること。
・朝、自然光がリビングに差し込む
・キッチンから子どもの様子が見える
・ソファに座ると庭の緑が自然と目に入る
このように、
視線と感情の流れが
整っている空間は、
心身に「安心」と「満足」をもたらします。
結果として、
気持が落ち着き
イライラが減り、
暮らしの幸福度が
上がっていくのです。
「余白」は、幸福の入り口
やまぐち建築設計室が
設計するリビングでは、
あえて空けるという
判断を重視します。
何も置かない壁。
低く抑えた家具。
視線の抜けを意図的に残す設計。
これは、
心がリラックスする
「余白」を生み出すため。
無意識に空間の広がりを
感じられるリビングは、
それだけで
「気持ちが整う場」になります。
五感を整える素材と光の選定
感触 × 光 × 音でつくる「安心」
リビングという場所は、
五感が一番敏感になる場所。
例えば無垢材のぬくもり、
珪藻土の呼吸感、
障子越しのやわらかな光。
それらは、
視覚だけでなく、
触覚・聴覚・嗅覚にまで
心地よさを届けてくれます。
・夏はひんやり、冬はぬくもりを感じる床材
・声がやさしく響く吸音設計
・光が時間によって変化する陰影のリズム
これらの「無意識の快」を
積み上げることで、
なぜかずっと居たくなる場所が
成熟していきます。
照明計画が「時間の流れ」を演出する
昼間の自然光と、
夜の人工照明・・・・・。
この切り替えを
点ではなく
グラデーションとして
設計することで、
一日の時間が
スムーズに流れていく
感覚をつくることができます。
設計時から
調光・間接照明・床照明の
配置を組み込むことで、
「朝の始まり」
「昼の活動」
「夜の安らぎ」と、
暮らしが静かに整っていくのです。
動線がつくる「安心感」と
つながりのある間取り。
家族の「気配」が感じられる間取り
リビングを中心とした
動線設計は、
家族関係にも影響を与えます。
・キッチン→リビング→水まわりが
一直線につながる
・畳スペースとリビングが
視線でつながる
・吹き抜けで上下階の
気配を感じられる
これらの仕掛けは、
「様々なきっかけ」や
「無意識のつながり」を
生み出します。
ストレスを少なくする
ノンストップ動線。
動線のストレスは、
知らず知らずのうちに
生活満足度を下げてしまいます。
洗濯・掃除・買い物動線が
混線している家では、
「移動するたびに疲れる」
という現象が起きがちです。
やまぐち建築設計室では、
回遊型のリビング動線や、
目的のための移動を
叶える設計によって、
毎日の家事をスムーズにし、
出来る限り
暮らしの余白を増やします。
勿論「ライフスタイル」によって
それが最適解なのか
どうなのかは判断を調整します。
「視界」を整える
窓の設計で暮らしが変わる。
窓=視線と感情のスイッチ
窓の位置・形・高さひとつで、
リビングの居心地は
驚くほど変わります。
・視線の抜け感があると、
呼吸が深くなる
・低く抑えた窓は、
落ち着きと安心を与える
・逆に高窓は
視線をカットして
プライバシーを守りつつ、
光だけを入れる
つまり、
窓は「外を見る」というよりも、
「心の整う景色をつくる装置」
とも言い換えられます。
自然や空、
木々の揺れが
程よく見えるように
計算された窓は、
視界にノイズを与えず、
心のノイズも消してくれます。
リビングの窓辺が
「自分の居場所」になるとき。
・読書をする場所
・ただぼーっとする時間
・コーヒーを淹れて、外を眺める瞬間
こうした
「自分だけの静かな時間」は、
癒しの再起動になります。
だからこそ、
設計の最初に
どのような窓の構成が、
心地いいのか?
を必ず考えます。
感情に寄り添う設計が、
人の心を豊かにする・・・・・。
リビングとは、
家の中心ではなく、
心の中枢。
そこで過ごす一瞬一瞬が、
無意識の心地よさで
満たされているかどうか。
勿論リビングだけに
限った事ではありませんが
そのような最適解が
日々の幸福感に直結しています。
図面上の寸法では測れない
「感情の揺らぎ」にこそ、
本物の設計力が問われると、
考えています。
〇関連blog
気配・動線・距離感──感覚から整える間取り設計で、家族が無理なく心地よく暮らせる家を。
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail595.html
やまぐち建築設計室は、
ただ図面を描くのではなく、
暮しに感情を
デザインする建築家として、
一人ひとりの
「暮らし」を、
空間でかたちにしていきます。
・なぜか落ち着かない家に住んでいる
・家づくりを考えているけど、
どこから始めたらいいか分からない
・ホテルのように美しく、
でも心がほっとする家に住みたい
やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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