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ブログ・コラム

2023.05.27

土地探しから始める住まい造りの大変さをどのように考えるべきか?過ごし方をイメージしつつ見える物理的内容と同時に法律やインフラ等の周辺状況を加味する事の大切さ。

カテゴリ:
暮らしの事

 

 

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

 

 

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※住宅建築の為の住まい手さんとの土地探し事例・写真と周辺を見て市役所や周辺機関・法務局・県庁・消防署等で調べるだけでもある程度判断できます。

 

 

 

それは家を建てる際の最初に考える

土地(探し)の場合も同じことが言えます。

勿論中古物件探しの場合でも

同じことが言えます。

 

 

土地探しで失敗しないために・・・・・。

 

土地はその地域によって

建てられる建物の大きさや

建物の高さなど

規模的な内容が法律で決められています。

 

都市計画法や宅地造成等規制法、

風致地区や景観保全条例

埋蔵文化財・・・・、農地法、建築基準法まで。

 

勿論それ以外にも屋根の材料やカタチ

外壁の仕上げや庭の内容等についても

厳しく定められているる地域、

他にも地域で住環境をよくする為に

それ以外のローカルルールのような内容が

定まっているケースもあります。

 

どこの土地でも

自分たちが思う家が

建てられるとは限りません。

 

また上下水道や

ガス管などのライフラインは

あって当たり前と思われるかもしれませんが、

土地によっては未整備の所もあり、

整備するために何十万円~何百万もの負担が

必要になることもあります。

 

周囲には電柱が存在していても

該当の土地まで電線を引き込めないケースもあります。

 

それに土地が造成地だったり

元々池や農地で軟弱地盤の場合、

地盤改良工事は基本的には土地購入後の

地盤調査によって判断されます。

 

もしそいった「地盤改良」のような

建物を建てる為の補強工事が必要となった場合は、

地盤改良工事で100万~。

建物の重量やサイズ(広さ)

地盤改良や杭打ちの為の機械(重機)が

敷地内へ入りやすいのかどうかによっては

それだけで300万円以上かかる場合もあります。

 

そのため「自身が建てたいと思う家」が

建築可能な土地なのか、

また水道管・下水管・電気の引き込みなどの状況は

どうなっているのかを

事前に確認しておくことはとても重要です。

 

また地盤改良工事については、

地盤改良工事費用分も含めた

資金計画をしておくことも大切です。

 

ただ、このような判断を

不動産会社と土地購入者だけで行うことは

とても難しいことなので、

土地探しの段階から

ご相談・お問い合わせをいただくケースも

よくあります。

 

事前に思考の範囲をどれくらい持った状態で

土地の良し悪しを判断するのか?

 

法律の内容も扱い法律案件も

実は不動産会社単体の守備範囲と

そもそも建築を立案する内容を含めた状態では

随分異なります。

 

建築計画をどのように想定しながら

土地探しを行うのか?

 

事前の情報整理をいかに考えるのかで

その差は随分異なります。

 

 

住まいを建てて暮らすという環境に

過ごし方のイメージを

どのようなフェーズで考えるのか?

 

情報整理の質と範囲を

どれだけ考えるのか?

 

大切な見えない範囲のイメージを考えるように。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

 

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