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ブログ・コラム

2023.05.25

暮らしを豊かに創出する住まいの設計と間取り提案に家事や生活を踏まえた人の移動と距離感、過ごし方の時間軸に配慮した価値観と動線の設計による付加価値。

カテゴリ:
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※数寄屋をイメージした外観デザインCG・ガレージ(車庫)や通路・人と車の分離や庭を愉しむ風景も含んだ屋外の間取りも重要

 

 

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

 

 

 

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※平屋・間取り提案鳥観図CG

 

 

毎日、仕事や家事に追われて、

忙しい日々を送っていませんか?。

 

 

 

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※LDK内観イメージ提案CG

 

 

少しでも忙しさを軽減して、

ご家族とのコミュニケーションの時間や、

ご自身の趣味の時間

ゆったりと過ごす時間を大切にしたいものです。

 

注文住宅を建築する際、

間取りの考え方に「動線」に考慮した設計を施す事、

暮らしの時間に感じる負担は

大きく減らすことが出来ます。

 

オフィシャルホームページのお問い合わせや

その他DMでのご相談でも多い

間取りの考え方について

何度かblogでも書いていますが

改めて今回も少し書いてみたいと思います。

 

少しでも皆様の家づくりが不幸にならないように

そして家庭や家、暮らしの価値観が共有できる

建築の学問やマニュアルだけではない

生活の知恵と知識を持った建築家に出会えるように。

 

少し話しがそれましたけど、

建築家や設計を行う者が全て「生活」を加味できるのか?

というとそういう訳ではありません。

 

家で実際に家事をしたり

例えば・・・・・キッチンを使ったり

掃除や洗濯、

例えばアイロン掛けとか

生活に密接な事を体験として

わかっている人なのかどうなのかが重要ですが

その前段階として。

 

間取り取りを決める際に

考えたい動線の種類や、

動線を決める際に

注意したいことについて少し書きたいと思います。

 

 

動線とは人が移動する軌跡の事ですが、

先ずは以下の3つの動線を

考えることが必要です。

 

1つ目は、家事動線。

 

家事動線とは、

料理や洗濯など、

家事をする人の動きを示した

動線のことを指します。

 

家事動線をある程度コンパクトにまとめることで、

家事の効率は一気に上がるため、

家事動線に価値観を備えつつ

良い意味でこだわりを持つことは大切。

 

2つ目は、生活動線。

 

生活動線とは、

起床してから就寝するまでに、

生活する上での動きを示した動線。

 

生活動線に対する考慮が足りないと、

日々の小さなストレスの

蓄積につながる可能性があります。

 

3つ目は来客動線。

 

来客動線とは、

来客した方の動きを示す動線の事。

 

来客をお迎えする際に、

どの部屋で迎えるのか、

どの動線をたどると効率的なのかについて

考える必要があります。

 

動線を決める際に注意しておくべき事として

生活動線と家事動線を

近づけさせないことです。

 

仮に、

生活動線と家事動線が重複してしまうと、

人の行き来が激しくなるため、

家の中での移動に不要なストレスも掛かります。

 

また、朝の忙しい時間帯に、

人の行き来が激しくなると、

感情的になってしまう事も想定されます。

 

出来る限り「暮らしの時間」に

どのような「行動」が行われるのか?

 

少なくても「シミュレーション」が大事、

そして家事動線を優先することです。

 

家事動線以外に、

生活動線や来客動線などの動線がありますが、

家での時間を想像した際に

見えてくることがありませんか?

 

毎日行う「家事」の本当の負担。

そういったところについて

価値観に紐づけして「改善」の設計が出来るのかどうか?

 

洗濯をする場所と、

洗濯物を干す場所、

洗濯物を取り入れて

しわ取りをするのか

すぐにアイロン掛けするのか

時間をおいてアイロン掛け

またはスチーマーを使って

しわ取りをするのか?

 

乾燥機を使ってそのままハンガーに掛けるのか?

 

色々なシーンが想定できますが

改善として環境整備としてどうなのか?

 

同時にキッチンの形を工夫すること。

キッチンの形を変えるだけで、

家事動線が大きく変わり、

結果的に生活の時間に

良くも悪くも影響します。

 

料理時間を有意義に感じつつ

どう過ごすのか?

 

家事をどのような視点で考えて

間取りに配慮するのか?

 

間取りに大きな影響を持つ

動線を決める際は、

生活動線と家事動線を単純な考えて

近づけすぎないこと。

 

家事動線を必要な内容で優先すること。

 

そしてキッチンの形を工夫することが大切。

 

各動線をしっかり考えることで、

毎日の家事効率だけではなくて

過ごす時間のストレスが

直接的にも間接的にも解消されますから。

 

空間構成にどのような経過をイメージして

間取りを生み出すのか?

 

プランとしての間取りの中にも

質的な改善には「生活の環境」を価値観に紐づけて

デザインする事。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

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