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ブログ・コラム

2025.05.30

住まいに食の豊かさを映す空間を、料理の時間が心地よく愉しめるキッチン設計と家族の対話が自然に育まれるダイニング空間づくりの美学、暮らしの質を高める「食事の時間」を住まいの中心に据えた設計思想を提案。注文住宅をお考えの方へ、心豊かな日常を紡ぐ住空間づくりの工夫を提案。

カテゴリ:
過ごし方、暮らし方、生活環境と間取り

食事の時間からはじまる心豊かな暮らしづくり。

「料理が楽しくなるキッチン」と「家族が集うダイニング」を

設計するということ・・・・・。

 

暮らしを整える「食事の時間」。

皆さんは、

日々の暮らしの中で「自宅での食事の時間」を

どんなふうに過ごしていますか?

 

ナチュラルモダンなデザインが際立つ、オープンなキッチンとダイニング空間。木質感あふれるフローリングと天井、洗練されたダークウッドのキッチンが調和し、四角いダイニングテーブルとベージュのファブリックチェアが上質なホテルライクな雰囲気を演出。大きな窓からは柔らかな自然光が差し込み、外の植栽が暮らしの中に季節の彩りをもたらす。料理が楽しくなるキッチン設計と、家族の会話が自然に育まれるダイニング空間の設計事例として、奈良県の注文住宅や和モダン住宅、デザイナーズ住宅の参考に最適な一枚。やまぐち建築設計室による提案。

※木の温もりと洗練されたデザインが調和するナチュラルモダンなダイニングキッチン。
光と素材が織りなす心地よい空間が家族の会話と食卓の時間を自然に彩ります。
やまぐち建築設計室が提案する食事の時間を中心に据えた住まいづくりのひとつのかたち。

 

仕事に家事に、

子育てにと忙しい現代の生活。

 

朝は慌ただしく、

昼は外で、夜は疲れているから

簡単にすませる・・・・・。

 

そんな中でも、

ふと気づく瞬間がありませんか?

 

一人の時であっても、二人の時であっても

家族そろっての時も

食卓を囲む時間が、

何よりも心がほっと満たされる。

 

料理の湯気や香り、

食卓に並んだ器や彩り、

静かな時間も

笑い声とともに過ごすそのひとときが、
「この家で暮らして良かった」と思える時間になる。

 

実は住まいの設計そのものが、

こうした心地よい「食事の時間」を

支える大切な要素となります。

 

やまぐち建築設計室では、

家づくりの打合せの際に、
「どんな風に料理を楽しみたいか」
「家族の食卓の時間をどう過ごしたいか」
をお聞きすることから

キッチンやダイニング空間の提案を行っています。

 

今回は、そんな日常の暮らしを支える

食事空間のつくり方について、
少し書いてみたいと思います。

 

食事の時間は「心身を整える時間」、

食べることが「暮らしの質」を決めている。

 

食べるという行為は、

単に空腹を満たすだけのものではありません。

  • 体を形づくり、健康を支える
  • 心の豊かさや安心感を育む
  • 家族やパートナーとの関係性を深める

まさに「暮らしの質」を決める、

大きな要素です。

 

僕自身、まだ若い頃でしたが

様々な原因があり「食事が出来ない状態」を経験しました。

 

その時心から痛感したのが、

食事がもたらす心の豊かさでした。

味のあるものを口にする。
料理を待つ間のわくわくする気持ち。
「美味しいね」と微笑む相手の表情。

 

それらが日常に欠けたとき、

暮らしそのものが

色あせてしまう感覚を味わいました。

 

だからこそ、

住まいづくりにおいて「食事空間」を

どう整えるかは、

とても大切なテーマだと考えています。

 

家づくりで「食事空間」を

デザインする3つの視点・・・・・。

 

〇キッチンは「作業場」ではなく「心地よい舞台」

 

キッチンは、

料理をするためだけの

場所ではありません。

 

そこに立つ時間自体が、

自分のための豊かなひとときで

あってほしいと考えています。

 

やまぐち建築設計室が提案している

キッチン空間設計の特徴。

  • 自然光を活かす窓配置
    朝の光が差し込み、昼には風を感じ、夜にはあたたかい照明で包まれる。
  • 視線が抜けるオープンキッチン
    リビングや庭までつながる空間設計により、料理中も家族の様子や外の景色を感じられる。
  • 動線と収納を整えたストレスフリーな空間
    動きやすく、使いやすいからこそ、料理そのものを楽しめる。

 

僕自身も住宅設計者立場もあり

生活者としても料理がプロ級に

得意というわけではありません。

 

でも調理して似合う器に盛り付け、

彩りを考える時間が好きです。

 

どんな風に盛り付けようか、

どんなテーブルセッティングにしようか。

 

生活時間の中で

そんな楽しさが自然に生まれるような

キッチン空間を目指しています。

 

〇ダイニングは「家族が集う舞台」

食事の時間は

ある意味家族の会話がもっとも

豊かになる瞬間かも知れません。

 

そのためのダイニング空間には、
料理をより美味しく感じ、

会話が弾む空間設計であるようにと思います。

 

具体的な設計ポイント

  • 照明の演出
    ペンダントライトや間接照明で、料理の彩りを引き立てる。
  • 素材感と手触り
    木のテーブルや器のぬくもりが、自然と心を落ち着かせる。
  • 視線の抜け
    庭や中庭とつながり、季節感を感じながら食事ができる設計。

 

こうした空間では、

家族の「美味しいね」

「今日はどんな一日だった?」という

自然な会話が育まれやすくなります。

 

〇食事を「文化」として育む暮らし方提案

奈良という土地は、

食文化や四季の移ろいを

大切にする風土があります。

 

たとえば:

  • 旬の食材を使った料理を楽しむ
  • 行事や季節ごとの食卓のしつらえを楽しむ
  • 器や道具にこだわる楽しさ

こうした文化は、

住まいの設計次第でより育まれます。

 

やまぐち建築設計室の具体提案

  • 庭と一体となったダイニング設計
    リビングと庭をシームレスにつなぎ、春は花、夏は緑陰、秋は紅葉、冬は雪景色を眺めながら食事ができる。
  • 和の設えを取り入れたダイニング
    障子や土間、床の間のある空間で、行事食やおもてなしの席にふさわしい場を演出。
  • オープン収納で見せる楽しさを提案
    器や道具を「飾り」として取り入れ、暮らしに文化の彩りを加える。

 

こうした設計は、

単なるインテリアではなく、

家族の価値観や暮らし方そのものを

育てるものだと考えています。

 

食事空間から「暮らしそのもの」をデザインする。

「料理が楽しい」
「家族の会話が自然と生まれる」
「季節の彩りが感じられる」

そんな「食事の時間」が豊かになれば、

暮らしの質は大きく変わります。

 

奈良県で家づくりをご検討中の皆さまへ。

食事の時間をどのような時間にするのかも

意識しながら

暮らしをデザインする家

という視点で

住まいを考えてみませんか?

 

やまぐち建築設計室では、

一人ひとりのライフスタイルに寄り添い、
料理が楽しくなるキッチン

家族が集まるダイニング

心が整う食事空間を丁寧にご提案しています。

 

暮らしの価値を高める家づくりを

丁寧に考えてみませんか?。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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