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ブログ・コラム

2023.05.23

家の間取りと同様に家の外側にも存在する間取りの計画、過ごしやすさと家の外の環境設計・ガレージの位置と建築のレイアウト。

カテゴリ:
設計の事・デザインの事

 

 

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

 

 

ガレージハウス 間取り ビルトインガレージ 車庫付き住宅 ガレージハウス 駐車場

※家と一体化した半ビルトインガレージの提案設計イメージCG

 

 

駐車スペースの考え方、

家づくりで見落としがちなのが

外構(エクステリア)。

 

最初の段階で建物の配置(レイアウト)を意識しながら

考えておくべきところ。

 

設計者側、つくり手側も

内装やインテリアは一生懸命に考えるのに、

庭を含めた家の外観や

外回りの使いやすさを

見落としているケースは少なくありません。

 

また予算の都合で外回りは将来、

落ち着いてからというケースもよくあります。

 

しかし、

将来的にという場合でも、

新築のプランの段階から

しっかり外回りについても

考えておくことが大切です。

 

外回りの中でも特に駐車スペースは注意が必要。

 

「車庫」とは屋根や壁などがある

車を入れる建物のことで、

「ガレージ」も同様に使われることが多く、

住宅と一体化したものは「ビルトインガレージ」と呼ばれます。

 

一方、エクステリア部材などで

簡単な屋根が付けられたものを「カーポート」、

柱や屋根はなくて

車を置くだけの場所を「カースペース」といいます。

 

ある程度のサイズの車になると

全長約4.9m、幅約1.8mになります。

 

この大きさに、

乗降などをするときに

必要な前後左右のスペースを考えると、

自動車置き場は

実は・・・想像より大きなスペースが必要になります。

 

実際にどれぐらいのスペースが必要なのかは、

駐車する向きや台数、

進入路の状況や車種など

いろいろな要因を考慮する必要がありますが、

あらかじめご自身が

どの程度のゆとりがあると

日々の駐車や車の乗り降りがしやすいのか?

意外と分かりにくい周辺のサイズ感とあわせて

知っておくことは大切なことです。

 

そのため、家づくりの際には

日頃利用する場所の駐車場など

どのようなサイズ感で

駐車場がどの程度の広さなのかを知っておくと、

家づくりの際には役立ちます。

 

車のサイズだけではなくて

駐車スペースを計画する際は

車の乗り降り、

荷物の出し入れ、

土地の前後左右の状況と

道路と土地(敷地)の高低差と

道路の傾斜・・・・・etc。

 

関係のある範囲は運転技術、

車高やその他の要素も含めて

それらの知識と知恵は重要となりますよ。

 

日頃から車の運転しているのか

運転していないのかという違いは重要。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

 

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