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ブログ・コラム

2025.05.12

ジャパンディが叶える心地よさと美しさを両立する住まいの提案、北欧と日本が響き合うデザイン空間の味わい。

カテゴリ:
インテリア デザイン 家具

 

ジャパンディが叶える

心地よさと美しさを

両立する住まい・・・・・。

 

 

和モダンと北欧モダンが融合したジャパンディスタイルのリビング空間。無垢材と和紙を使った自然素材のインテリアが、柔らかな光と共に心地よい“間”を演出。ニュートラルカラーの家具と障子風の格子デザインが調和し、シンプルながら温もりあるデザインが広がる和北欧テイストの居心地よいリビング事例

※和モダンと北欧モダンが融合したジャパンディスタイルのリビング空間提案CG。

 

北欧と日本が

響き合う

デザイン空間の提案。

 

和モダンと

ジャパンディが織りなす、

心落ち着く住まいの美意識。

 

日々の暮らしに

「間」と「温もり」を。

 

暮らしの中に

静けさや安らぎを感じる

瞬間は、

どれだけありますか?

 

慌ただしい毎日の中で、

ふとした瞬間に

心が落ち着く空間があること。

 

それは贅沢でも

特別なものでもなく、

本来「住まい」が持つべき

本質です。

 

近年、

注目を集めている

「ジャパンディ」という

インテリアスタイル。

 

〇参考blog〇

和の趣をさりげなく取り入れるジャパンディ美学

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail472.html

 

この言葉が示すのは

日本の「和」の美意識と、

北欧の「シンプルな温かさ」を

融合させた、

新しい空間の在り方です。

 

奈良の風土と歴史に根ざし、

和モダン住宅を手掛けているからこそ

この「ジャパンディ」という

潮流に

強く共鳴しています。

 

ジャパンディについての

お問合せを

いただくこともありますので

和モダンと

ジャパンディが織りなす

心地よい住まいについて、

設計者ならではの

視点を交えて

少し書いてみたいと思います。

 

日本と北欧が交わる

「ジャパンディ」という考え方。

 

和モダンの本質とは。

 

日本の建築

インテリアにおける「和」の

美意識は、自然との共生と

余白の美しさに根差しています。

  • 侘び寂びに通じる静謐な美
  • 「間」という余白を愉しむ心
  • 自然素材が生み出す温もり

これらは、

奈良の古民家や町家が

今なお私たちに教えてくれる、

日本人の暮らし方

そのものです。

 

北欧デザインの哲学

一方、

北欧デザインは

厳しい自然環境の中で生まれた

快適性と温かみを

大切にする文化。

  • 機能美を追求するミニマルデザイン
  • ヒュッゲ(居心地の良さ)を重視
  • 木材やファブリックによる優しい質感

日本と北欧、

地理的にも遠く離れた両者が、

実は「心豊かに暮らす」ための

共通した価値観を

持っているという事です。

 

ジャパンディは、

この二つの文化が

交わることで生まれる

静けさと温もりのスタイルです。

  • ミニマルで洗練された空間
  • 自然素材がもたらす癒し
  • 機能性と美しさの融合
  • 心地よい余白と間

奈良という土地に暮らす

私たちが考えるジャパンディは、

「和モダン」の延長線上にある

新しい住まいのかたちです。

 

ジャパンディ空間をつくる

設計ポイント。

 

自然素材で手触りを感じる

ジャパンディインテリアにおいて、

自然素材は欠かせません。

 

木、竹、和紙、

麻といった素材が、

目に見えない心地よさを

空間にもたらします。

 

例えばですが、

  • 【無垢材のフローリング】

奈良県産ヒノキやスギを使用し、

足元から温もりを感じる床。

  • 【竹や籐を使った建具】

伝統的な意匠を

モダンにアレンジ

  • 【和紙を使った照明】

柔らかな光が空間を包み込む

自然素材は「経年変化」も

魅力の一つです。

 

暮らしの中で

深まっていく味わいが、

住まい手にとって

唯一無二の価値を生みます。

 

ミニマルな美しさを

暮らしに取り入れる。

 

装飾を削ぎ落とし、

必要なものだけを厳選する。

ミニマルなデザインは、

暮らしをシンプルに、

そして豊かにします。

  • 収納家具は隠すデザインを優先
  • ローソファや座面の低い家具で

目線を下げ、空間に余裕を

  • 壁や天井はシンプルに、

素材感で魅せる

 

「余白を楽しむ設計」を基本とし、

空間の抜け感や

開放感を大切にしています。

 

ニュートラルカラーで

静けさを演出

 

色使いはジャパンディ空間の

印象を大きく左右します。

 

ホワイトやベージュ、

グレーといった

ニュートラルカラーを基調に、

伝統色を

アクセントとして

取り入れることで、

空間が一層引き締まります。

  • 壁・天井:

白漆喰や珪藻土のテクスチャー

  • 床・建具:

無垢材の自然な色味

  • アクセントカラー:

藍色、山吹色、

墨色などの日本の伝統色。

 

視覚的な「静けさ」が、

心を落ち着かせ、

日々の暮らしに

穏やかなリズムをもたらします。

 

空間に「間」をつくる設計。

何も置かない贅沢さも

和モダンとジャパンディの

本質です。

 

そういう意味で

設計の段階から「余白」を

計算します。

  • リビングの中心に

何もないスペース

  • 窓際に設ける

床座の間

  • 家具配置による

回遊性と抜け感

 

こうした「間」が、

視覚的にも心理的にも

心地よい住まいの空間を

つくり出します。

 

和の要素を

北欧の洗練と調和させる。

畳、障子、欄間、

そして縁側。

 

これら和の意匠を、

ジャパンディらしく

モダンに昇華させること。

  • 和紙を用いた

北欧デザインの照明器具

  • フラットな畳スペースで

床座の文化を継承

  • 木組みや格子デザインを

インテリアのアクセントに

 

これらの工夫が、

和モダン住宅

に新しい息吹を与えます。

 

古民家リノベーション×ジャパンディ

の場合は

  • 古材の梁を活かしながら、

白漆喰で現代的な空間に

  • 北欧デザインの家具で

軽やかさをプラス

  • 障子や格子をアクセントに

「和」と「北欧」が美しく調和させて、

古さと新しさが

同居する心地よい住まいに

変換するという設計の手法もあります。

 

ジャパンディとは、

単なるインテリアスタイル

ではありません。

  • ものを減らすことで

心が整う

  • 自然素材に触れることで

五感が癒される

  • 余白を大切にすることで

暮らしにゆとりが生まれる

 

これは心地よく

暮らすための哲学

そのものです。

 

奈良という土地での

ジャパンディスタイルは、

和モダンの伝統を

尊重しながら、

現代の暮らしに

寄り添う住まいづくり

だと考えています。

 

あなたの日常にも、

ジャパンディな空間を

取り入れてみませんか?。

 

やまぐち建築設計室は
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デザインする設計事務所です。
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