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ブログ・コラム

2025.05.12

奈良県の家づくりで比較的狭い土地も広く快適に暮らす事の出来る間取り提案、スキップフロアで視線と段差を活かす空間活用設計。

カテゴリ:
設計の事・デザインの事

 

暮らしを広げる

設計アイデア。

 

奈良県でスキップフロアを活かした注文住宅のリビング空間。段差と視線の抜けを活用し、比較的狭い土地でも開放感と暮らしやすさを両立するデザイナーズ住宅の実例

※奈良県でスキップフロアを活かした注文住宅のリビング空間。

 

段差と視線の抜けを活用し、

比較的狭い土地でも

開放感と暮らしやすさを両立する

デザイナーズ住宅の考え方。

 

段差と斜めの視線を活用した

広がる空間の設計で、

過ごし方も暮らしの充実性も

快適性も変わります。

 

家は広さではなく、

つながりが生み出すという考え方も。

 

「家が狭い」と感じる瞬間は、

面積だけで

決まるものではありません。

 

天井の高さ、光の抜け方、

窓のある位置とサイズ、

視線の抜け道、

そして家族との程よい距離感。

 

これらが織りなす

空間の質こそが、

暮らし心地を左右します。

 

そこで注目したいのが、

「スキップフロア」という

設計手法。

 

〇参考blog〇

間取りと暮らしと生活環境の設計デザインを丁寧に。

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail382.html

 

単なる段差ではありません。

段差と斜めの視線を

巧みに使いこなすことで、

物理的な面積以上の

広がりと快適さを実現する。

 

ある意味では計算された

空間の魔法です。

 

スキップフロアとは?。

半階ずつの緩やかな連続性

 

一般的な住宅は「1階」「2階」と、

フロアごとに

区切られています。

 

しかしスキップフロアでは、

その固定観念を

心地よく裏切ります。

 

1階から1.5階へ、

そこからまた半階上がり2階、

さらに2.5階へ。

 

こうして床の高さを

半階ずつずらしながら、

空間を緩やかに繋ぐ設計。

 

それがスキップフロアです。

 

この仕組みが生み出すのは、

以下のような効果です。

 

・階段が移動から空間へと進化する

・視線が斜めに抜け、閉塞感がなくなる

・家族との距離感が心地よく保たれる

・小さな敷地でも多層的な広がりを感じられる

 

奈良県の山間部や

奈良市の一部、

香芝市や

橿原市の一部のように

土地に限りがあるエリアでも、

スキップフロアは

圧倒的な効果を発揮します。

 

視線の抜けと段差の魔法、

狭さを「広さ」に変える

設計手法。

 

スキップフロアがなぜ

広がりを感じさせるのか。

 

その理由は、

視線の動きにあります。

 

水平ではなく

斜めに視線が動くという事。


人間の視界は、

斜めに伸びるときに

奥行きを感じます。

 

スキップフロアでは、

この視線の特性を活かし、

空間の奥行きを

演出します。

 

階段が空間を分けずに繋げる。
通常は「区切り」

として扱われる階段ですが、

スキップフロアでは

繋ぎ目となり、

空間の一部として機能します。

 

段差そのものが

リビング等の部屋の延長となり、

遊び場にも、

収納スペースにも、

書斎コーナーにもなります。

 

空間の高さと

奥行きを巧みに使う。

 

天井の高低差や

段差の位置を計算し、

圧迫感を感じさせずに

広がりを演出する。

 

床面積にとらわれない

立体的な

空間デザインが

可能となります。

 

傾斜地との相性、

難しい土地こそ

スキップフロアが活きるという事。

 

奈良県を含む関西エリアには、

実は意外と

傾斜地や高低差のある

土地が多くあります。

 

こうした土地にこそ、

スキップフロアは

最適です。

 

造成費を抑えながら

間取りの自由度を高める。

 

傾斜をそのまま活かし、

半階ずつずらすことで

無理なく敷地にフィットさせる。

 

土地を水平にする

土木工事を削減しつつ、

独自の立体的な

空間を実現っせやすい。

 

眺望や光を取り込む設計。
高低差を活用することで、

どのフロアからも

景色や自然光を

取り込む計画が

設計次第で

可能になる事もあります。

 

窓の配置や

バルコニーの高さを

工夫することで、

開放感とプライバシーを

両立できます。

 

暮らし方が変わる、

スキップフロアの魅力。

 

子どもたちが

自然に集まる「場」が生まれる。


階段も段差も、

ただの移動手段ではなく、

遊び場やくつろぎスペースに。

 

家族が自然と顔を合わせる

距離感が心地よい。

 

ワークスペースや

趣味部屋を

段差で緩やかに区切る。

 

完全に仕切らずとも、

段差を使って

集中できる環境を作ることが可能。

 

リモートワークや

趣味時間にも最適化できます。

 

空間が流れるように繋がる。

視線の抜けと

段差が連続することで、

家全体に

一体感が生まれます。

 

コンパクトでも広さを

感じる理由です。

 

空間は「高さ」と「視線」で決まる

ということ。

 

スキップフロアは、

ただのおしゃれな

デザインではありません。

 

限られた敷地でも、

暮らしの質を

圧倒的に高める

「空間の使い方」のひとつです。

 

奈良県で

家づくりを考えている方へ。

 

「広さ」や「間取り」の

常識に縛られず、

もっと自由な発想で、

心地よい暮らしを

手に入れてみませんか?

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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