ブログ・コラム
2025.05.11
和モダンとは?心地よい暮らしを叶える伝統×モダンのインテリア設計、空間構成をよりよく・色・素材・照明でつくる理想の住まい
- カテゴリ:
- 和モダン思想
空間をイメージする際に意識する
和モダンとは?。
※中庭のあるホテルライクな和モダン住宅のリビング空間提案。
心地よい暮らしを叶える
伝統×モダンのインテリアを
五感で感じながら
暮らす理想の住まい。
奈良の風土と調和し、
日々の暮らしに
静かな豊かさをもたらす
「和モダン」の提案。
「和」と「モダン」の
絶妙なバランスにより
心落ち着く空間が生まれます。
和モダンの雰囲気を
味わいながら暮らす
心地よいと思える空間がある家。
和の趣に包まれながらも、
現代的な快適性と
美しさを持つ空間。
それが「和モダン」の
住まいの魅力です。
日々の喧騒から離れ、
心を整える時間が自然と生まれる。
そんな住まいは、
奈良の四季や文化と
呼応しながら、
住まい手の感性を
丁寧に包み込みます。
和モダンとは何か・・・・・。
伝統と現代の架け橋。
和モダンインテリアとは、
日本古来の美意識を
受け継ぎながらも、
現代のライフスタイルに
馴染むよう再構築された
空間スタイルです。
畳や和紙、
自然素材を基調としながら、
シンプルで洗練された
デザインを取り入れることで、
心地よさと機能美が
共存する
空間を生み出します。
計画のカギは
和とモダンを調和させる基本設計。
〇参考blog〇
ラグジュアリーと機能美を兼ね備えたMolteni&Cのキッチンブランド
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail442.html
色の選び方:
伝統色×モダンカラーのバランス
墨黒、生成、
藍色などの日本の伝統色に、
グレーやホワイト、
ベージュのモダンカラーを
重ねることで、
空間に静けさと
奥行きを与えます。
少しだけ赤や若草色を
差し込むことで、
上質なアクセントとなります。
素材の融合:
自然と人工の美的調和。
木材、和紙、
竹などの自然素材に加え、
ガラスや金属、
モルタルといった
現代素材を組み合わせることで、
やわらかさと
緊張感が空間に共演します。
これにより、
空間に「間(ま)」という
和のリズムが生まれます。
空間構成:
仕切りながら、つなぐ。
障子や格子戸を活かした
可変性のある間取りは、
開放感とプライバシーを
両立します。
視線を遮らない配置とし、
光や風が流れるように
設計することで、
静けさと活気が
共存する空間となります。
インテリアの工夫:
生活の中にある和の美意識。
家具の選定:
時代を融合する佇まい
ローソファやローテーブル
といった現代の家具に、
ちゃぶ台や座布団など
和のエッセンスを加えることで、
日常に「間」を感じる
インテリアが生まれます。
素材は、
無垢材やリネン(麻)を
選ぶことで、
柔らかな印象に仕上がります。
照明計画:
光の陰影で空間を設える。
直接照明と間接照明を
組み合わせ、
光のグラデーションを
意識して配置します。
柔らかな光が天井や壁を照らし、
暮らしに包容力のある
穏やかさをもたらします。
小物の活用:
季節を感じ、心を整える。
数は少なくても
選び抜かれた小物が
インテリアとして
空間に深みを与えます。
陶器の花器、
手ぬぐいを額装したアート、
季節の草花などを
上手に取り入れると、
和モダンの美がより引き立ちます。
和を感じ、
モダンを活かす設計で
イメージする理想の住まいへ。
和モダンインテリアは、
単なるスタイルではなく、
日々の暮らしを豊かにする
「思想」に近いものです。
自然素材に触れ、
光と陰影の中で
静かに過ごす時間。
それは、
家族と過ごすひとときを
もっと大切に思える
きっかけにもなるかと考えています。
家づくりにおいて大切なのは、
自分たちの暮らしに
本当に合った
空間を考える事。
その一歩を、
和モダンな空間づくりから
始めてみませんか?。
やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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