お問合せフォーム

ブログ・コラム

2025.05.10

暮らしが整うと人生が変わる理由を設計とデザインの付加価値で考えながら古民家リノベーションで実現する快適な住まいと家族の心を満たす理想の暮らし。

カテゴリ:
リフォーム・リノベーション

 

暮らしの質を高める

住まいのリノベーション計画。

 

 

古民家リノベーションの設計打ち合わせ風景。図面と3Dパースが並ぶテーブルで家族が住まいの再生計画を相談している様子。愛犬も同席し、暮らしと住まいがつながるリアルな現場。

※こちらの一枚は、とあるご家庭での

リノベーション打ち合わせの様子です。
大切に育ててきた愛犬とともに、

ご夫婦で「これからの暮らし」を

真剣に見つめ直すひととき。

 

机の上には、

間取り図や3Dパース、

素材サンプル、

そして未来の暮らしを形作るための

アイデアが所狭しと広がっています。

 

こうした設計の打ち合わせは、

単にレイアウトを決めるだけではなく、

「どんな毎日を過ごしたいか」

「何を大切に暮らしたいか」を

話し合う大切な時間です。
暮らしに寄り添うリノベーションは、

このような一枚一枚の対話から

生まれていきます。

 

生活環境を整えることで

得られる心と体の変化。

 

現在現場での工事も

進行中で

廊下で一棟として

繋がっている離れ部分、

母屋部分と並行して

住まい手さんの

現在のお住まいにて

打ち合わせを

継続中のリノベーション案件。

 

「家をつくる」のではなく、

「暮らしをつくる」ことに

尽くしています。

 

今回の打ち合わせでも

考えていた、

住まいのリノベーションが、

暮らしの質や

幸福感に

どのような変化を

もたらすのか?

という事について、

少し書いてみたいと思います。

 

家は「暮らす器」。

その器を見直すと、

人生そのものが変わるという事。

 

生活という言葉には、

「生きる」と「活きる」の

両面が含まれています。

 

家はその生活を支える土台であり、

心の拠りどころです。

 

しかし、

築年数が経過し、

家が現代の暮らしに

合わなくなってきたとき、

その「器」は

私たちの生活を制限し、

知らず知らずのうちに

ストレスの原因と

なっているかもしれません。

 

〇参考blog〇

古民家再生と環境の再構築をデザインするリフォーム・リノベーション

https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail141.html

 

例えば──

・断熱性の低い家で寒さに耐える冬。

・暗く仕切られた部屋のせいで感じる閉塞感。

・古い水回りの不便さに日々イライラする。

こうした「小さな不満」の

積み重ねは、

暮らしの質を下げ、

心の余裕さえ

奪ってしまいます。

 

だからこそ、

住まいの環境を考える機会は

大事であり

模様替えやリノベーションが

注目されています。

 

 

見た目の美しさだけではなく、

「暮らしやすさ」

「安心」「心地よさ」を

根本から見直す

住まいのリノベーション。

 

そこには、

単なる建築ではなく、

人生を再構築する

可能性が

秘められています。

 

リノベーションの本質。

「古いものを直す」ではなく

「未来の暮らしをつくる」。

 

住まい手の価値観を考慮した

空間設計。

 

リノベーションは

単なる修繕ではありません。

 

住まい手の

価値観や

ライフスタイルに合わせて、

空間を再構成する

プロセスです。

 

子どもが独立したあとの

夫婦二人の家。

 

在宅での時間が

増えたことによる

意識の変化に伴う

暮らし方の確保。

 

老後を見据えた

バリアフリー化。

 

これらすべては、

「暮らしに合った家」への

アップデートです。

 

実際に弊方で

ご依頼いただいたご夫婦は、

50年以上の

ご実家を全面リノベーションで

計画が進んでいるところ。

 

昔ながらの和室が

中心だった空間は、

和の部分を残しつつ

シンプルな開放感を演出し、

日当たりの良い庭を

眺めながら

過ごす空間を新設。

 

朝日が差し込む

ダイニングで朝食を取るように

朝の気分が

今までとはまるで違うように。

 

そして離れの範囲の

和室と縁側回廊を

取り込んで

セカンドリビングと

寝室が繋がる間取り構想。

 

◆心理的な「快適さ」がもたらす

心地よさの影響。

 

人は暮しの環境に

大きく影響されます。

皆さんもそうではありませんか?。

 

家の断熱性能が上がれば、

冬の朝、

起きる苦痛が軽減され、

活動的になります。

 

収納が整理され、

動線がスムーズになれば、

家事がスピーディに済み、

そのぶん自分の時間が

生まれます。

 

リノベーションの効果は、

目に見える「間取り変更」以上に、

目に見えない

「暮らしの満足感」に現れます。

 

古民家リノベーションの可能性。

「時を重ねた家」と共に生きる

◆古き良き建築素材の再評価

古民家に使われている

木材や建具は、

現在では手に入らない

貴重な素材であることも。

 

特にケヤキやヒノキ、

スギなどの無垢材は、

経年変化によって

色味が深まり、

美しさを増します。

 

古民家リノベーションでは、

これらの素材を

活かしながら

断熱や耐震性を

強化することで、

見た目も性能も

両立した住まいを

実現できます。

 

◆「受け継ぐ」ことの美学

親から子へ、

家を受け継ぐということ。

 

それは単に「モノを相続する」

という意味だけでは

ありません。

 

その土地に根ざした

歴史や記憶を

次代に繋げていくという、

日本ならではの

情緒的な価値があります。

 

父母の代から続く家を、

夫婦が自分たちの

生活スタイルに合わせて改修し、

共に住む。

 

そこには、

時代を超えて受け継がれる

「家族の物語」があります。

 

住まいを見直すことは、

自分自身を

見つめ直すこと。

 

リノベーションは、

建物だけを

変えるものではありません。

 

それは、

暮らし方を見直し、

自分たちにとって

本当に大切なことを

再確認する行為です。

 

・もっと自然の光を取り入れたい
・家族と過ごす時間を大切にしたい
・自分らしく働ける空間が欲しい

 

そんな想いが形になったとき、

そこに生まれるのは

「満ち足りた日常」です。

 

もしも

今の住まいにどこか

モヤモヤしたものを

感じているのなら

それは、

暮らしのアップデートの

サインかもしれません。

 

まずは、

理想の暮らしについて、

話してみませんか?

やまぐち建築設計室では、

設計と対話を通じて

あなたにとって

最も豊かな住まいとは何か?

ということを

一緒に考えていきます。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

 

BACK

ブログトップへもどる