2階ホールの余白を活かし、

書斎としても使える

こもれる小上がり空間を設計。

 

※二階ホールを中心に設計を施す座面のDEN+ヌックのある空間・手前の手摺裏にも座面の設計を施しています。

 

 

和モダンな思想での家づくり提案。

 

素材感とカラーリングも

コンセプトに関連付けて

ジャパンディな趣に落とし込む

前段階での提案中。

 

 

小上がり×本棚

ペンダントライトの

遊びがある空間で過ごす提案。

 

通路を「こもれる居場所」に。

心を整える

家の中の余白設計提案。

 

家づくりを考えるなかで、

「書斎のような空間」

という声は

とても多く寄せられます。

 

特に、

感性豊かな夫婦や

子育て世代の方々から、

こんなご相談を

よくいただきます。

 

自分だけの時間を

過ごせる「こもれる空間」って、

やっぱり必要ですよね？。

 

でも、

書斎ってほど

大げさにしなくてもいいですが

ちょっと静かに

こもれる場所があれば・・・。

 

今回は、

そんな家造りのイメージに

お応えするかたちで

設計中の

2階ホールに設けた

小上がりの「こもり」スペース

ヌックに暮らしの要素を

足した空間について

少し書いてみたいと思います。

 

通路やホール、

余白を「もったいない」で

終わらせない設計。

 

多くのご家庭で

見落とされがちな

「2階ホール」や

「階段まわりの通路空間」。

 

そのような空間は、

少しの工夫で

暮らしの質を

高める「余白」になります。

 

 

今回は家造りの打ち合わせ途中で

ご夫婦の趣味空間の流れから

この空間に、

小上がりと造作本棚、

そして柔らかな明かりを演出する

ランダムな

ペンダントライトを

組み合わせることで、
「ただ通る場所」を、

「自分にかえる場所」へと

昇華させる間取りと

空間設計を施しました。

 

 

書斎でもリビングでもない、

セカンド的な

ちょうどいい「こもり空間」の存在。

 

このスペースは、

完全な書斎のように

「閉じた空間」ではありません。

 

けれど、

吹き抜けや階段を介して

家族と少しだけ

距離をとれる「心理的な間」を

生み出すことで、
家族の気配を感じながらも、

一人の時間を

過ごすことができる

空間になっています。

 

勿論「夫婦」や「家族」でも。

 

本棚に囲まれた空間に、

すっと腰を下ろす。

 

小上がりの段差で

自然と気持ちを切り替える。

 

段差上部の小上がり部分で

ごろ寝をしながら寛ぐ。

 

照明の陰影が

落ち着きを与えてくれる。

 

まだカラーリングや

素材の提案まで

進んでいませんが

それは、

和モダンな設えの

中にある

居心地そのもの。

 

座る文化に馴染みのある

日本人にとって、

この床座の高さや包まれ感は、

どこか懐かしく、

安心感すら与えてくれます。

 

 家族それぞれの

「好き」と「落ち着き」が

重なる場所に。

 

この空間は、

読書スペースにも、

家事の合間の休憩場所にも、
子供の絵本タイムや

工作スペース

遊び場にもなる、

自由度の高い“余白”空間。

 

「誰のため」ではなく、

「家族みんなのため」に、

でも「ちゃんと個が尊重される」。

 

そんな家づくりこそが、

考える「心地よさ」の本質。

 

和モダンの家に似合う、

さりげない設計の妙。

 

本棚と、

間接照明にもなる

ペンダントライトの存在感。

 

空間のリズムを生む

高さの違い。

 

あえて閉じない

「籠れる場所」。

 

これらすべてが、

和の感性と

現代的な機能美を

兼ね備えた

和モダンにつながる設計です。

 

静かで、

奥行きがあって、

使う人の感情に

寄り添ってくれる空間。

 

書斎でもなく、

ヌックでもなく、

でも「自分だけの居場所」。

 

そんな設計が

家のどこかに

そっと

存在していることが、

日々の暮らしの質を

左右すると考えています。

 

〇このような思いを

持っている方にもおすすめです。

 

書斎がほしいけど、

空間に限りがある方。

 

和モダンな落ち着いた空間に

憧れている方。

 

2階ホールや通路空間を

有効活用したいと

考えている方。

 

子育て世代で

家族の時間と自分の時間を

両立したい方。

 

注文住宅や

リノベーションを

検討中のご夫婦。

 

家族との時間を

大切にしながら、

自分らしい時間を過ごせる。

 

そんな「居場所」のある家を、

考えてみませんか？。

 

やまぐち建築設計室では、

家族それぞれの

暮らし方や

価値観に寄り添いながら、

住まいに「余白の心地よさ」を

設計しながら

暮らしの価値に

落とし込んでいます。

 

住まいのプラン相談や

設計に関する

個別相談も受付中です。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
　　建築家　山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------