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ブログ・コラム

2025.04.19

人生の負荷がピークな今、共働き・育児に限界を感じる前に、30代夫婦が本当にラクになる家のつくり方と暮らしの計画性、それぞれの家庭環境を考えながら長期的な計画性で住まいがより豊かな場所となるように。

カテゴリ:
育児・子育てを考えながらの住まい造り

 

子育て夫婦の

後悔しない家づくりについて。

 

奈良県で土地探しから庭付き一戸建て注文住宅を建てる暮らしの計画と生涯設計、子育て世代から考える自分たちに最適な暮らしのイメージと家造りの理想と現実、建てて良かったと思える暮らし造り

※暮らし方をイメージしながら少し先の未来像を考えた家造りプラン打ち合わせ


暮らしを整える間取りと予算
家を建てるという決断は

「人生をデザインすること」です。


これまで、

特に子育て世代の

30代ご夫婦の住宅設計を

多く手がけてきました。

 

共働き、ワンオペ、

時短家事、送り迎え、

将来の教育費、
マイホームローン・・・・・。

 

現代の30代は、

「人生の負荷がピーク」に達する

時期とも言えます。

 

だからこそ、
家づくりの本質は、

暮らしをラクにして、

家族や自分の時間を増やすこと。

 

ホームぺージのお問合せからも

よく質問をいただく内容として

今回は
〇 忙しい30代夫婦のリアルな悩み
〇 育児・家事に強い設計の考え方
〇 見た目に惑わされない設計術
〇 実際の失敗談とその対策
〇 土地やローン、補助金のリアル
〇 「10年後も満足できる家」の条件を、

住宅を設計する側の視点と

子育て当事者としての経験値からの

感覚の両面から
書いてみたいと思います。

 

なぜその時に、

家を建てるのがベストなのか?
■1-1
子どもの年齢と住宅のタイミング
家づくりを考えるタイミングとして、
子どもが36歳のあたりで

動き出す方がとても多いです。

 

理由はシンプル。

  • 保育園・幼稚園(こども園)の卒園が見えてきた
  • 小学校入学で「学区」を考える必要がある
  • 子どもが生活空間に与える影響が大きくなる
  • 賃貸では手狭・騒音が気になる

小学校入学までに家を建てることで、
通学環境・学区・近隣との

関係性を安定させられるという

利点もあります。
■1-2 30
代は「ローン設計」にも最適な時期
住宅ローンの完済年齢は、

家計の自由度と

密接に関わります。

・35歳で35年ローン完済時は70

・40代での住宅購入老後資金と教育費がバッティング

つまり、

30代のうちに家を建てておくことは、
将来の生活の余裕を

確保する行動にもなります。

※住宅ローンを

長期間利用する場合に限ります

 

建てたあとに

「こうしておけば」と

後悔しないために・・・・・。

 

■2-1 実例紹介

「キッチンは広ければ良い」?
アイランドキッチンに

憧れて採用するケース。
でも、リビングの動線が

ぐちゃぐちゃになることもあります。
食事の支度中に

子どもがキッチンを

ぐるぐる走り回って
危険なケースもありますし、
それによって

夫婦も意見がぶつかり、
イライラすることが

多くなることも

想定しておく必要があります。

 

失敗の要因:

・キッチンの見た目だけで判断

・周囲の動線との関係を考慮していない

・「使う人目線」ではなく「見せる家目線」

改善策:

・キッチン周囲に避け道を設ける回遊動線

・子どもと交差しない作業ゾーン

・冷蔵庫やゴミ箱、パントリーの配置を綿密に設計

 

「家事ラク」と「育児しやすさ」を

兼ね備えた間取りとは?

 

■3-1 家事動線の黄金ルート
洗濯動線:
「洗う」「干す」「畳む」「しまう」
を一筆書きのように

完結させる「家事動線革命」が、
共働き夫婦の

QOLを大きく変えます。

 

各家庭の個別の状態にもよりますが
推奨する間取り:

・脱衣室+ランドリールーム+ファミクロの一体化

・室内干し専用スペース(エアコン・除湿機対応)

・折りたたみ棚&アイロン台を備えた作業スペース

■3-2 子どもの動線を考える
子どもが自分で動ける、

散らかしにくい導線とは?

・玄関手洗いリビング自分のスペース

・片付けやすいリビング収納(ラベリング・ボックス式)

子どもが使うスペースを

「親の管理下」ではなく、
自主律的に使えるように

設計することがカギです。

 

収納で人生が変わる?!
■4-1
「収納は多ければ良い」は

大きな誤解です。

 

多くのご家庭が

誤解しがちなのが、

収納は広ければ広いほど良い

という考え方。

 

そうではなくて、

適切な場所に

適切な収納があることが

重要です。

 

例:洗面所まわりの収納

・タオル・下着・洗剤の

収納場所が

1か所にまとまっていると

家事効率が2倍に

 

・子どもも自分で

取り出せる高さに

配置すると

自立心も育つ

 

■4-2 ファミリークローゼットの力

・玄関近く or 洗濯動線上に設置

・家族全員分の衣類を一括管理

・「各部屋に持っていく」動作が不要になる

 

住宅ローン、土地、補助金のリアル
■5-1
土地選びで

失敗しないための3つの視点

・生活動線(通勤・通園・買い物)の

シミュレーション

・日照と騒音と

風通しを現地で確認

・地域の都市計画

ハザードマップ確認

 

■5-2 住宅ローンの選び方と考え方

・変動金利 vs 固定金利の違い

・「繰り上げ返済ありき」の

資金計画はリスク大

・必ず「家計シミュレーション」を

子育て体験済みの建築家

FP、または税理士と行う

 

■5-3 子育て世帯向け補助金

・こどもエコすまい支援事業

・所得控除

・自治体ごとの

子育て補助や

定住支援制度もチェック

 

家を「育てる」楽しみ
■6-1 DIY
と可変空間のすすめ

・子どもの成長に応じて

「壁を付け足す・外す」設計

・マグネットペイントや

有孔ボードで遊び心をプラス

・将来は趣味部屋や

在宅ワークスペースに転用可

 

■6-2 リビング学習

遊び・団らんの融合

・リビングの隅に

学習コーナーを設置

・子どもの作品を飾る「見せる棚」

・読書・対話

家族や友人との

ゲーム空間として使う

 

数年後も

「この家にしてよかった」と

思える条件

・掃除・片付けがラクで

「機嫌が良くなる」家

・家族それぞれの

ひとり時間も大事にできる設計

・子どもが「家が好き!」と

言ってくれる居場所設計

 

理想の家とは、

あなたの価値観に

寄り添う空間づくりです。

 

家づくりは、

間取りを決めることではなく、
家族の未来を

どんな風に生きたいかを

描くことだと
考えています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

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