ブログ・コラム
2024.05.10
暮らしを丁寧に考える間取りと動線計画、間取りに対する生活のイメージを大切に、注文住宅だからこそ可能になる暮らしの質的な改善提案の設計とデザイン。
- カテゴリ:
- 家具と暮らしとインテリアコーディネート
インテリアと生活空間の計画において、
動線計画は
非常に重要な要素です。
※暮らしの心地と日常の生活環境を住まい手さんの価値観と融合しながら間取りの提案事例
快適な暮らしを実現するためには、
家の中での
人の動きや物の流れを考慮した
設計が不可欠になります。
間取りや家具の配置
扉の開閉や窓の位置関係
壁の位置関係等は
人の移動や居心地に
様々な影響を持っています。
そういったところも考慮しつつ
インテリアと動線計画、
家の中の移動の空間や
その計画方法について。
動線計画の基本とその重要性。
動線計画とは、
住空間内での人の動きや
物の流れを
スムーズにするための
計画のことをいいます。
様々な分別がありますが
「家事動線」
「生活動線」
「来客動線」の3種類は
分かりやすいと思います。
間取り計画時には
それぞれに応じた
考慮が必要です。
家事動線は、
日々の家事作業を
効率良く進めるために重要です。
例えば、
キッチン、洗濯機、浴室などを
移動しやすい関係性を考慮して
配置することで、
家事の負担を軽減します。
※それぞれの家庭により
家事効率の考え方や生活習慣は異なります。
また、
必要な物をスムーズに取り出せるよう、
収納場所の配置も
重要になります。
頻繁に使用する物は
手の届く場所に、
そうでない物は
少し離れた場所に収納することが
ポイントです。
※各家庭により頻繁に使用するものは異なります。
生活動線は、
家族が日常生活で移動する「パス」を
スムーズにするための計画です。
家族のライフスタイルに合わせた
間取りを考えることが大切。
家族間での
プライバシーを守るためにも、
寝室へのアクセスや
リビングスペースの配置を
考慮する必要があります。
来客動線とは
来客がストレスなく
家の中を移動できるよう、
玄関からリビングへの
アクセスを明確にすることが重要。
また、
トイレへの案内も
容易になるように配置を。
動線計画を成功させるためには、
以下のポイントを
考慮した方が良いです。
空間の有効活用
障害物の排除
家具や壁といった
障害物が動線上にないように
配置します。
これにより、
人の動きがスムーズになり、
空間の有効活用が可能になります。
多機能スペースの設計
限られたスペース内で
複数の活動ができるよう、
多機能スペースの設計を
考えることが有効です。
例えばですが、
ダイニングテーブルを
仕事や学習スペースとしても
使用するといったことが
考えられます。
※兼用できる空間構成なども含みます。
光と風の流れを考慮自然光の活用
窓や採光の配置を
工夫することで、
自然光を
室内に取り入れる事で生まれる
優位性を空間構成に
付加価値として
加えることが出来ます。
通風計画。
窓の配置を考慮して、
室内の通風を
良くすることも重要です。
これにより、
空気の質が向上し、
自然環境を意識した
生活が促されます。
インテリアと動線計画は、
快適な生活空間を計画する上で
欠かせない要素です。
家事動線、
生活動線、
来客動線の考慮に加え、
空間の有効活用や
光と風の流れを考慮することが、
快適で機能的な
住空間を生み出すための
鍵となります。
暮らしの事を過ごす空間から
丁寧に考えてみませんか?
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