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ブログ・コラム

2024.01.14

人生の1/3を過ごす寝室空間の心地と質の良さを考える事は生活のリズムや暮らしの豊かさを生み出す為には大切な要素、間取りでの配置計画と道路や隣接環境と窓の関係性と共に良質な睡眠環境を考える設計のスタートライン。

カテゴリ:
インテリア デザイン 家具

 

「人生の3分の1」を過ごす場所。

 

寝室の居心地をどのように

考えるべきなのか?

 

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※インテリアショップ

 Poltrona Frau Osaka

 ポルトローナフラウ大阪ショールーム

 

 

経済協力開発機構(OECD)

調査(21年版)では、

日本人の平均睡眠時間は

約440分で

33か国中

最低となっています。

 

僕の知る限り

2009年の統計からも

20分ほど

短くなっています。

 

睡眠不足は、

脳や心臓の血管の病気、

うつ病のリスクを高めるため、

厚労省は改善に向けた

目安を示しています。

 

出来る限り良質な

睡眠をとる環境を

整える事も

住まい造りでは

大切な考え方です。

 

寝室は

人生の約3分の1を

過ごす場所であり、

寝室を快適にすることは

生活の質や

住まい手さん自身や

家族の生活環境を

整えるという意味でも

ご家族の生活にあった

質を向上させることを大切に。

 

出来る限り快適な環境となる

寝室にするために

まず必要なのは

適切な広さです。

 

「ベッド派」の場合は、

ベッドを置く場合に関して

ベッドメイキングが

やりやすいスペースも重要で

出入口扉や壁の位置

収納スペースや窓の

位置関係も

ベッドのレイアウトを

考慮したうえで

部屋構成をイメージする事が大切。

 

せっかくの収納スペースなども

ベッドとの位置関係で

使い勝手が変わりますし

人によっては

息苦しさを感じる事もあります。

 

スペース的には

ダブルやセミダブルの

ベッドなら6帖以上、

シングルベッドを

2つ並べるなら

8畳以上の広さが

ひとつの目安です。

 

照明器具は

強く白い光のタイプではなく、

柔らかく暖かい色の光で

広がるタイプが最適です。

 

LED照明だと

色変化や照度変化を

コントロールできるタイプも

多いので

照明のデザインの際には

寝室で過ごす時間を

配慮としての検討が

暮らしの質を変化させます。

 

また、ベッドで横になったとき

目に直接光が入らない

レイアウトの配慮も・・・・・。

 

さらには窓から入る外の光や音、

熱気や冷気を遮断するために、

シャッター雨戸や

厚手のカーテン類等

窓際の考え方も

配置や寝室計画には重要。

 

特に東の窓は

夏場の早朝から

強い太陽光がさし込みます。

 

不用意に早く

目が覚めてしまわないよう、

窓のカーテン類や

タイマーセットの出来る

電動のシャッター等

対策もしっかり考えておくことも大切。

 

夫婦寝室に関しても

寝室を別にするのか

一緒にするべきなのか?

 

生活リズムの違いや

それぞれにとって

良い環境が持つ意味を

事前に整理整頓しておくこと。

 

寝室はお互いのペースを

尊重する工夫も

大切になってきます。

 

暮らしの応じた寝室の質を

どのように考えるべきか?

間取り検討にも

暮らしの環境として

重要な要素となります。

 

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