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ブログ・コラム

2023.12.26

家造りと間取りにLDKのゾーニング、暮らしの趣と心地良さにも直結するキッチンの計画、インテリアとしてのキッチンと機能性を持った調理場としての役割をバランスよくそれぞれの家族の価値観と感性、丁寧な暮らしのシーンを生み出す空間に。

カテゴリ:
キッチン 収納

 

 

家の新築やリフォームの際に

考える間取り。

 

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※BAROS ORDERKITCHEN ショールーム

 

 

 

LDKとしての一体化でも考える

キッチンプランは

何を優先して決めていくのか

キッチンを新たに導入する際には

雑誌やショールームで

見たことのあるスタイルを参考にするなど、

長年憧れていたキッチンスタイルを

イメージすることから

始まることも多いかと思います。

 

そのうえで国産や海外製のものを含めた

様々な設備や機器のデザインなども

そこに組み込むべく、

具体的な調査と検討に入っていきます。

 

自身のお気に入りのキッチンを

実現するために

手間や時間をかけて

情報を集めているというケースも

多く見受けられます。

 

最近では

リビング・ダイニングに対する

考え方も

そこに住まう人や

家族がより寛げる環境となることが

今まで以上に求められており、

キッチンにもその影響は及んでいます。

 

キッチンをひとつの

クローズドな空間として

考えるだけでなく、

リビングダイニングと合わせた

「一つの空間」として

計画を進めていくことも重要です。

 

キッチンはもはや単なる設備ではなく、

LDKの核となる大切な要素です。

 

リビングダイニングと合わせて、

全体の空間づくりの中で

家具を選ぶ視点と同時に

計画していくことが求められています。

 

キッチンは何を優先して

決定を進めていくべきなのか?

そこで突き当たる問題が

何を優先すべきか

という点です。

 

家具のようにキッチンを選ぶ、

という観点では

やはり見た目は重要視されます。

 

一方でキッチンは

料理や食器の洗浄を行うほか、

食材や調理道具を含め、

多様な収納性を

求められる場所です。

 

そこに機能性は欠かせません。

 

いずれかを優先させることで

片方が著しく欠落してしまうことは

避けたいものです。

 

見た目を優先しつつ、

機能性も損なわない。

 

そこにはコストの問題もあります。

 

キッチンは

何を優先して

決定を進めていくべき

なのでしょうか・・・・・。

 

対面式キッチンを

前提に考えていくキッチンのレイアウト。

 

つまり住空間のどこに

どのようなものが配置されるか?

というところは

間取り次第となります。

 

まずはそこを

一番の優先順位として

考えていきます。

 

ここでは「対面式」を検討することで

「見た目を重視」する際の

拠り所が生まれやすくなります。

 

リビングダイニングとの調和を

前提とすることができるので

デザインや素材、

スタイルの決定において

より決めやすくなると思います。

 

実際、

言うまでも無く

対面式キッチンは

非常にポピュラーなものとなっています。

 

無駄のない間取りが生まれるだけでなく、

家事動線の簡易化や

家族とのコミュニケーションが

とり易い代表的な

スタイルとなっています。

 

対面式キッチンの

代表的なスタイルは

「アイランド」「ペニンシュラ」の2つですが、

いずれの場合も「リビングダイニングに面している」

という前提であれば、

空間との共通性は欠かせません。

 

あるいはキッチンを軸に

リビングダイニングの雰囲気を

構築していくのもひとつです。

 

そのうえでキッチンが

どこにあると使い易いのか、

という配置の話から「サイズ」が決まり、

カウンターの素材や色合い、

パネルの素材や

カラーも決定していきます。

 

そこから派生して

シンクの素材や水栓金具、

浄水器、食洗器の仕様、

カウンタートップの仕様、

レンジフードの仕様、

吊戸棚の有無なども

決まっていくはずです。

 

キッチンパネル、

タイル等の内装材も

空間との親和性をもとに

決めていくと

統一感のあるスペースが

完成します。

 

性能とコストという問題。

何よりも先にまずコスト、

という考え方もあるかもしれません。

 

新築・リフォーム

リノベーションなどは

やはり多大な金額を要するので、

キッチンばかりに

コストを割いてはいられないという事は

ありえるかと思います。

 

その場合、

システムキッチンは強い味方です。

 

価格帯こそ上下の幅はありますが、

仮に低コストのものでも

長い歴史で築いた

多様なデータを生かした商品群は

どれをとっても極端に

使いづらい事は少ないかと思います。

 

性能=使い勝手という点を

クリアしながらも

コストも抑えることができ、

リビングダイニングとの統一感は

造作などで賄うこともできます。

 

こだわりのキッチンを考える一方で、

全体のコストも

考えて選択肢には

入れておくことをお勧めします。

 

長く使用できるものを選ぶという基準。

キッチンの家具化が進むなかで

「長く使用できるものを選ぶ」ことに

プライオリティ、

つまり優先順位をとる人も増えています。

 

例えば本物の木の家具が

長く使用しても

それが古さになるのではなく「味」になります。

 

キッチンも同じように

使うことができるようになれば

どうでしょうか?。

 

時間が経つごとに

味わいが増す家具と同様の

キッチンがあることは、

同じような家具選びを行っているならば

ある意味必然かもしれません。

 

もちろん機器(ガス、IH、フード等)は

ある程度の寿命があるので

故障や安全性から

交換は必要となります。

 

しかしベースとなるキッチンに

使い込んで増していくような

「普遍的な美しさ」があることは

道具として手に馴染んでいく

良さがあります。

 

「気取らず、丈夫で、しかし端正で美しい」

 

そのようなキッチンがあることは

暮らしの基本である「台所」を

整えることにも繋がります。

 

丁寧に暮らす気持ち良さには、

昔から大切にしてきた

本当に必要な物事に対する

豊かな暮らしという精神があります。

 

長く住む家の中心として

検討したいところだと思いますよ。

 

暮らしの価値観を

どのようにデザインして

過ごしたいですか?

 

暮らしの趣を丁寧に。

 

住まいの新築・リフォーム等

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町3987-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp

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