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ブログ・コラム

2023.12.02

過ごしやすさを生み出す空間比率のデザインに家具のレイアウトも重要な要素、間取りと関連するダイニングテーブルの選択肢とデザイン提案。

カテゴリ:
収納・片付け・暮らし・インテリア

 

大きなテーブルと小さなテーブルは

どちらを選ぶべきなのか?

 

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※インテリアショールームでの家具検討/LDK家具配置空間展示コーナー

 

ダイニングテーブルは

いまや現代の住宅においては

住まいの「中心」ともなる家具であり、

新築などの住み替えの際の

家具の買い替えでの優先順位も

非常に高いもののひとつです。

 

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※インテリアショールームでの家具検討/LDK家具配置空間展示コーナー

 

本来の用途である

食事の際の使用以外にも

リビング学習というフレーズが定着するほど、

子供の勉強の場となることも

多いと思います。

 

団らんを楽しむのはもちろん、

個々が趣味を楽しむ場となり、

来客に対応する場でもあり、

多用途での活用が

可能なことが

その存在感を高めています。

 

そのことから「大は小を兼ねる」こともあり、

テーブルのサイズは

大きめのものを選ぶことで

多々のメリットがあります。

 

かといって空間に対して

大きすぎるテーブルも

周囲の回遊性や、

サイズ自体を持て余すリスクもあり、

却って日常生活を

不便にしてしまう場合もあります。

 

我が家のスペースでは

大きいテーブルは諦めるしかない

という事情もあるなか、

もちろん小さなテーブルを

選択することで

得ることのできる

メリットもあります。

 

大きいテーブルは「ゆとり」を連れてくる。

 

まず、

大きなサイズのテーブルは

心身のゆとりを

得ることができます。

 

一般的に一人分の

食事スペースは

60センチ・奥行40センチと

言われています。

 

4人家族の場合は、

理論の上では幅120センチ、

奥行80センチあれば

食事がとれる大きさとなります。

 

ゆったりした食事スペースが

確保できる。

 

スペースを擁するテーブルは

言うまでもなく「広さ」を

享受できます。

 

その広さは必然的に

心のゆとりや

リラックス間を

生み出すことにつながります。

 

想像してみてください。

 

レストランやカフェで

食事をする際、

自宅で使用している

テーブルより

広いテーブルに通されると

嬉しくなり、

ゆったりと会話などをしながら

時間を気にせずに

食事が出来る気分にもなりませんか?。

 

逆に小さなテーブルに通されると、

次のものが来るまでに

早く済ましてしまわなければ、

と気にしながら

急いで食事をすることにもなり、

落ち着かないということも

ありえますよね。

 

朝食など、

限られた時間で

各々がさっと

食事だけを済ませる場合は

ともかく、

夕食や休みの日に

食事をするのであれば、

余裕のある食事スペースで

家族と会話をしながら

心地良い時間を

過ごしたいものです。

 

大きいサイズのテーブルなら

家族みんなで

同時に使用しても

スペースに余裕があり、

心をも満たす豊かな時間へと

導いてくれます。

 

大きいテーブルは

フレキシブルに使うことができる。

 

近頃ではすっかり定着した

子供のリビング学習。

 

特に小学校低学年のうちは

家の人が宿題などを

見てあげることも多く、

そこで近くに

一緒に座ることのできる

ダイニングテーブルで

宿題を行う事も多いようです。

 

宿題などを行う際は

テキストとノート、

時にはタブレットや

他の教材を広げることのできる、

十分な余裕が必要となります。

 

また、

夜に帰宅した人が

そこで食事を始めるとなると、

同じ場所で勉強している子供の

集中力を切らさないためにも

十分な距離感が必要です。

 

さらに趣味やパソコンなど

個々の作業を行う際にも、

道具や資料を広げる

スペースが必要になります。

 

作業をしながら

テレビなどを同時に楽しむ

「ながら」作業を行う、

という人もいると思います。

 

大きいサイズの

ダイニングテーブルなら、

勉強机・作業台を

兼ねる余裕が

十分に持てます。

 

また、

作業をしていない

他の人とも

十分な距離感が保てるので、

お互いが気になりにくく、

ここでも「心のゆとり」や

集中力を担保できます。

 

大きいテーブルは

来客対応も安心。

 

ホームパーティとは言わずとも、

自宅に親族や友人を招いて

気兼ねなく一緒に

食事や団らんの時間を

過ごすことは

とても豊かな気分に

なると思いませんか?。

 

小さいテーブルでは

食器類がのり切らず、

スムーズな配膳が

できないことは

ゲストにも気を遣わせて

しまいますが、

大きなテーブルなら

来客の際も安心です。

 

わざわざカフェや

レストランに行かずとも、

大切な人のおもてなしが

可能になります。

 

ご家庭によっては

シェフを自宅に

呼ぶこともあると思います。

 

小さいテーブルは

会話がしやすい

いわゆる「ちゃぶ台」を

思い浮かべてみてください。

 

小さなちゃぶ台に

お皿があふれながらも、

家族がそのテーブルを皆で囲み、

会話をしながら

食事をしているシーンが

浮かびませんか?。

 

きっとその光景は

笑顔であふれているでしょうね。

 

大きなテーブルでは

大人数で囲むと

互いの距離が

遠くなることで

一つの会話を

全員ですることが

難しい場合もあります。

 

小さなテーブルなら

家族やゲスト

皆で揃った時も

一つの話題を

全員で楽しむことが可能です。

 

小さいテーブルは

移動が容易で

掃除や片付けがしやすい

テーブルのサイズが小さい事は

それだけ周囲の余白が

増すことを意味します。

 

日常のなかでの

回遊動線が広くとれるので、

歩きやすく、

角の部分で

自身の足をぶつけてしまう事も

少なくなると思いますよ。

 

そして、

空間そのものも

広々と感じられるようになり、

移動も容易なので

模様替えも簡単です。

 

気軽に動かし、

向きを変えることで

窓から見える景色が変わったり、

作業効率が上がったりと、

同じ部屋にいながら、

引っ越しをしたというくらいに

気分を変えることが出来ます。

 

また、

移動の容易性は

掃除などを安易にし、

限られたスペースを

有効に使うために

逐一片付けを行うことで

モノが散らかるのを防げます。

 

テーブルのサイズ選びは

何をして過ごすかを明確に。

 

大きいテーブル・小さいテーブル

それぞれにメリットがあります。

 

自身の暮らしを

考えたうえで

ダイニングスペースで

何をして過ごすのか、

また現在のことだけでなく、

お子様が大きくなられたとき、

ご夫婦二人になられたときなど、

少し先のシーンを

想定することで

買い替えを行わずに

長く使うことができます。

 

家具のサイズや

レイアウトに関しても

住まい造りの一環です。

 

先ずは住まいの間取り検討前に

どのようなカタチで

暮らしに付随する家具を

考えるべきか?。

 

家造りと暮らしの計画前段階で

ご覧いただく事が

大切だと思いますよ。

 

暮らしのシーンに

家具の存在を

どのように

レイアウトするべきなのか?。

 

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 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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