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ブログ・コラム

2023.11.25

間取りだけではなくて 暮らしを考える家づくりを 大切にしていますが 家でまず重視すべきは 「性能」と「間取りとデザイン」のバランスです。

カテゴリ:
設計の事・デザインの事

 

 

間取りだけではなくて

暮らしを考える家づくりを

大切にしていますが

家でまず重視すべきは

「暮らし」と「性能」と「間取りとデザイン」のバランスです。

 

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※平屋建ての優位性を活かして開放的なLDKと風景を愉しむ提案+バランスを考えた性能値での提案

 

住宅購入や

住宅新築やリフォームを

検討する際に

重視するところとして、

主に「間取り」「デザイン」

「性能」「価格」が挙げられると思います。

 

いずれも家づくりでは

重要な要素となりますが、

その中でも特に「間取り重視」や

「性能重視」の話しは比較的多くあります。

 

「間取り」と「性能」ではどちらを大切にすべきで、

「デザイン」の位置付けは

どうなるのかという訳ではありません。

 

家は「性能」「間取りとデザイン」。

 

日々の快適さや

ストレスの少ない暮らしは、

間取りとデザインに

左右されることが多いと言えます。

 

確かに、

家の性能も大切です。

 

断熱性能が低い家だと、

夏は暑く、

冬は寒くて住み辛いです。

 

実際、

僕の自邸も20年と少し前に

建てた家ですが

当時設計事務所に勤務しなが

建てた家で、

設計図はきちんと描いていましたが

仕事上「監理」が出来ずに

工務店に任せっきりになった事で

工務店の慣れている仕事に変更されたため

またサッシの選択も

勝手に変えられていたり

ドアの向き「いつも通り」な感じで

設計の意図とは逆に変更されていて

廊下の「動線」が煩雑に。

 

事後に「起こるだろうな」と思っていたことが

実際「起こって」います。

 

これは間取りと性能のバランスを

崩した状態になってしまったからです。

 

当時は20代半ばで若かったし、

工務店に対しての「営業関係」が

「工務店の仕事をする設計事務所」勤務だったので

そのパワーバランスもあり・・・・・・。

 

少し話しは脱線しましが

設計と監理の立ち位置も大切。

 

中立での仕事が大切なので・・・・・。

 

なのでそういう意味でも

図面だけではなくて

現場で確実に「それ」が実施される体制も

家造りでは大事な視点。

 

家もいつか大地震が起こったときに

家族を守れるよう、

耐震性能も無視できませんし。

 

しかし、

性能だけを重視して、

先の内容のように

間取りがイマイチな家は

どうでしょうか。

 

極端な例ですが、

建て替えやリフォームを

考えておられる方で

現在のお住まいが、

間取りはそのままで、

性能だけがアップしたとしたら、

快適な生活空間で

心地良さが生まれるでしょうか。

 

やはり一定の性能を有しつつ、

自分たちの暮らしに適した

価値観の間取りでなければ、

快適に暮らすことは

難しいのではないかと思います。

 

明るさ暗さ等も含めて

ひとことで「間取り」と言っても、

単にLDKと個室を

どう配置するかだけでなく、

ご家族の暮らしに寄り添った

家事動線や収納計画など、

生活のしやすさを考慮して

プランニングします。

 

また、

間取りは室内の雰囲気や

外観にも影響を及ぼすため、

生活のしやすさと

見た目をトータルで

考える必要があります。

 

「デザイン」は

単に見た目だけと考えがちですが、

お気に入りの空間で過ごすと

気分が上がるように、

日々のモチベーションを

高めてくれたり

気持に寄り添う要素なのです。

 

このブログを読んでいる方も

思い当たる節はありませんか?

 

居場所で気分が変わる事。

 

なので「間取り」は

現在の不満を解消するために

しっかりと考えるべき事。

 

「デザイン」は

暮らしをより豊かにしてくれる

付加価値的な要素なんです。

 

「間取り」と「性能」が

満足いくものであるのは

当然のこととして、

僕は住まい造りの建築家として

そこに「デザイン」という要素を

プラスでご提案しています。

 

本来の目的を振り返る事。

 

どのご家族にも

家を建てる目的や理由があると思います。

 

しかし、

家づくりの過程で、

その目的を意外と

見失ってしまう傾向があります。

 

だからこそ、

いま進めている家づくりで

本来の目的が叶えられているのか?

 

いま進めている家づくりは

本当に正しいことなのか?

 

家は間取り重視になっているか、

それとも性能重視なっているか?

 

などを途中で

振り返ってみることも

大切なことです。

 

もちろん、「こたえ」は

お一人おひとりで異なります。

 

家づくりを進めていく中で、

どこかのタイミングで

一度立ち止まって

振り返ってみると、

家を建てようと思った本来の目的と

ブレていないかなどの

道標が重要です。

 

家は「建てること」が

目的ではありません。

 

ほとんどの方にとって

一つの考え方として

「建てた家で心豊かに幸せに暮らせること」が

家を建てる、リフォームする

目的だと思います。

 

暮らしの事を「丁寧に考える事」で

自ずと見えてくると

思いますよ。

 

住まいの事・暮らしの事を丁寧に

新築・リフォーム・生活改善

整理収納アドバイス等

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