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ブログ・コラム

2023.11.07

インテリアと心地良さ居心地のデザインテイストをどのように考えて空間とのバランスをイメージするべきかを丁寧に家具と暮らしから紐解くように提案。

カテゴリ:
インテリア デザイン 家具

 

 

インテリアと集中力の

心地よさのバランスと

暮らしの質的な向上の関係性。

 

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※ナチュラルモダンの明るいテイストでデザインを施したLDK+吹抜け空間

 

 

インテリアは人が過ごす場所の

雰囲気づくりや

精神衛生においても

重要な役割を果たします。

 

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※ナチュラルモダンの明るいテイストでデザインを施したLDK+吹抜け空間

 

 

美しい、

あるいはその場に

適切なインテリアデザインは、

快適性や美観を提供するだけでなく、

私たちの集中力や生産性

そして気分というところにも

影響を与えることがあります。

 

吹抜け 中庭 ナチュラルモダン 北欧モダン 北欧和モダン 新築の家

※ナチュラルモダンの明るいテイストでデザインを施したLDK+吹抜け空間に家具のレイアウトバランス

 

 

このブログを読んでいる皆さんも

心当たりはありませんか?

 

場所やシーンにもよりますが、

自宅で居るとき

出掛けてcafeやショップで居るとき

または会社で居るとき。

 

様々なシーンで

気分が変わりますよね。

 

自宅でいても

散らかった状態と

完璧ではなくても片付いた状態。

 

視界に入る状態や感じ方で

随分気持ち・気分に

差が生まれませんか?

 

リモートワークも

日常化した現在、

今後もオフィスへの出社はせずに

在宅勤務が常態化する人も

居るかと思います。

 

しかし、

家には様々な誘惑と

集中を邪魔してくる要素が

潜んでいます。

 

そのような中で

快適に集中力を維持できる環境を

インテリアで確保しよう、

という考えもまた

広まってきています。

 

インテリアデザインと

感覚の関係性インテリアデザインは、

私たちの「感覚」に

強く訴えかける要素を含んでいます。

 

照明、素材、家具、

そしてそれらが持つ色彩など、

様々な要素が組み合わさって

空間の雰囲気をつくり出す訳ですが

それらを生み出す

インテリアとそのデザインは、

私たちの心理的な状態にも

影響を与えます。

 

例えば、

自然光を多く取り入れた明るい環境は、

心の安定や気分の向上に

つながることが知られています。

 

一方、

暗い照明や閉鎖的な空間は、

抑うつや疲労感を

引き起こす可能性があり、

集中力に悪影響を及ぼすことがあります。

 

照度と色調はどのようなものが良いか

「照度」、つまりは空間の

明るさですが例えば、

明るく広々とした空間は、

多くの人にとって活動的であり

そういう意味での

リフレッシュそして

リラックスできる環境であり、

集中力を高めることができます。

 

一方、暗い色調や混雑した空間は、

不快感や散漫さを

引き起こす可能性があるので

そういう意味での

集中力の向上という内容では

あまり良い効果がありません。

 

また、

照明の色合いを含めた「色調」については

暖色系(赤・黄色・オレンジ)の色合いには

人の気持ちを

高揚させる効果があります。

 

明るく元気という

イメージの象徴であり、

親しみやすさを与え、

高揚感の向上にも寄与します。

 

そのことから

発想力を求められるような

仕事の環境に最適です。

 

一方で寒色系(青・グレー・黒・白)

といった色合いは、

気持ちを落ち着かせて

集中力を高めるとともに、

真面目・誠実・冷静沈着といった

印象が強い色群です。

 

集中力を求められるような環境には

最適なカラーとなり、

ホームオフィスのような

環境を構築するなら、

暖色系・寒色系の

バランスの良い組み合わせが

必要となるかと思います。

 

木材の化粧を多用した空間の

集中力への影響は

現在多くの自治体が

公共建築などでも見直す取り組みを

行っています。

 

その事業計画を進めるにあたって

選ばれている素材が

いわゆる「木材」です。

 

木材には多くの効果が

期待されており

内装木質化した建物事例と効果

という形でまとめられているほどです。

 

内装に木を多く使った空間は、

そうでない空間に比べて

疲れを癒す効果が高く、

集中力も高まる。

 

そのような事実も

実験によって明らかになっています。

 

疲労の回復の度合いにおいても

木材を多く用いた部屋で作業を行うのと、

それとは異なる空間で

作業を行うのでは、

前者の方は副交感神経の

活動が上昇しており、

疲労回復効果が高いことが

判明しています。

 

また、

認知機能を維持する効果、

つまり木材を多く用いた部屋では

注意力の低下が

抑えられる効果が認められ、

これは脳の前頭前野の活性が

維持されるためと考えられます。

 

つまり木材を多用した空間では

集中力が落ちにくく、

疲れても癒し効果で

回復が早いことが

期待できるということです。

 

おそらく木から受ける

視覚的・触覚的な印象が

複合的に作用しているのだろう、

という結論に至っています。

 

その他にも、

木材の香りにより

集中力が持続しやすく、

長時間にわたって

集中しても疲れにくいなど、

期待できる効果が多数あります。

 

このように、

インテリアに木材を多用することで

集中力が増し、

効率的に物事を進められる

環境も住まいの考え方には

一つの価値基準となります。

 

そして、

壁に無垢材を貼り付けるなどの

大掛かりな手間を掛けずに、

その効果を取り入れることが

できるのが「家具」です。

 

なかでも

仕事や勉強を行う場となる

デスクに木そのものともいえる

無垢材を持ってくることで、

手触りによる癒しや

光の反射による目への刺激の緩和

といった効果も期待できます。

 

整理整頓の重要性。

 

整理整頓された空間は、

心地よさや安心感をもたらし、

集中力を高める助けとなります。

 

物の配置や収納の仕組みが

うまく整えられている場合、

私たちは必要なものを

すぐに見つけることができ、

散漫な考えにとらわれることなく

作業に集中できます。

 

同時に適切な姿勢のサポートや

適切な照明設備も、

長時間の作業中に疲労を軽減し、

集中力を維持するために重要です。

 

音響環境の調整もそうです。

ある程度のノイズは

心地良かったりもしますが

騒音や不快な音は、

私たちの思考プロセスを妨げ、

注意力を散漫にさせる可能性があります。

 

そのため、

適切な断音設計や音響素材の使用、

または集中を助けるための

環境の検討が重要です。

 

集中力を高めるためには、

ある程度

静かな場所を計画的につくる事が

望ましいと思います。

 

個々の好みや

パーソナリティも

インテリアデザインと

集中力の関係に影響を与えます。

 

人によって集中しやすい環境や

好みのスタイルは異なるため、

自分自身のニーズや

好みに合わせたインテリアを

イメージする事が重要。

 

自分が居心地の良い環境にいると、

心地よさや集中力を

高めることができます。

 

適切な照明や色彩、

快適な家具、

適度に整理整頓された空間、

適切な音響環境など、

様々な要素が組み合わさって、

集中力や居心地を高める助けとなります。

 

自分自身のニーズや好みに合わせた

インテリアを取り入れることで、

より生産的で

集中力の高い環境を

実現する事も出来ますし

暮らしの空間として住まいの役割を

どのように考えるべきかも

見えてくると思います。

 

居心地の持つ意味を

丁寧に考えてみませんか?

 

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やまぐち建築設計室

建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

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