ブログ・コラム
2023.10.15
暮らしを考える家造りの時間をどんな風に過ごしながら家造りをイメージするべきか?丁寧な家造りの時間を過ごすテーマを大切に。
- カテゴリ:
- 設計の事・デザインの事
住宅設計 = 暮らしを考えること。
※住まいの設計プラン打ち合わせの日常風景
僕は建築家として
暮らしの基盤となる建物を
使う人たちのライフスタイルや、
想いを価値観と共に
デザインする事を大切にしています。
住まいをつくるということは、
暮らしを包み込む
空間を生み出すことだと
考えています。
だからこそ、
プランを練ったり
設計する上で
常に心がけていることは
暮らしの本質をリアル化する事です。
家での「生活」を
思い描くことが設計です。
家づくりの話の内容は
主に使用する建材や構造、
保温性、耐震性などの
性能面が中心になりがちです。
しかし本当にそれだけで
良いのか?。
性能上の充実は当たり前。
その上で暮らしの価値と質について
どうあるべきかを問い、
思考しつつ、
その根本は何なのか?。
というところを
掘り下げていくべきだと思います。
そういった部分の意識を
丁寧に取り込むことで、
家族のライフスタイルや
個々に異なる
暮らしの「文化・生活」を
過ごすための空間として
住宅が成り立つと思いますよ。
家造りについては
不安も沢山あると思います。
でもこんなに
今を見直して未来に対して
正直に考えることが出来る
楽しい機会はそう多くありませんよね。
家づくりとは直接関係ない内容でも
実はそれが家の
基本構成(間取り・デザイン)に
重要な内容だったりします。
苦手な事、得意な事、
趣味の事、過ごしてきた歴史の事など、
普段の寛いでいる様子、
逆にストレスを感じる事や
人生観等、
何気ない日常の話をする事が、
家づくりの第一歩です。
価値観の見直しが
本当に大切な時間だと思いますよ。
自身が、家族が
本当にリラックスして
心地よく過ごすことが出来る空間は
どんな住まいなのか?。
理想と現実をどのように
融合するべきなのか?
そういう事を考える事で
家族自身にも
沢山の気づきが生まれますから。
過ごし方をイメージしつつも
暮らしの中身に
整理整頓は大切ですよ。
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やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央