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ブログ・コラム

2023.09.05

マンションで家族同然のペットと暮らすときに気を付けるべき事前情報の内容、ペット可のマンションでも色々な制限が存在します。

カテゴリ:
暮らしの事

 

質の良い暮らし方、

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を丁寧に。

 

 

 

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※中古分譲マンションでの新居ご相談・ペット可マンションについて

 

 

動物を飼っている人が

マンションで暮らす場合には

ペット可の物件に住む必要があります。

 

しかしペット可の物件は

ペット歓迎という意味ではないので、

居住の際には様々なポイントや

基礎知識を踏まえて

物件を選ぶ必要があります。

 

ペット飼育に関する物件の種類について。

 

ペット禁止のマンションでも

物件によっては、

魚や亀、昆虫や小鳥、

ハムスターなどの、

においや鳴き声が少なく

壁や床を傷つける

可能性のないペットなら

許可されている例もあります。

 

ペット可の物件であっても、

動物の種類や体長・体重、

頭数制限、

過ごしてもよい場所の制限、

予防接種・健康診断受診義務などの

条件を満たす必要があります。

 

そしてペット相談の物件は、

条件を満たしていれば

必ずペットとの

入居許可が出るわけではなく、

管理組合に相談し

許可が得られればペットと共に

入居できるという意味

であることについても注意が必要です。

 

それに対して

そもそもの物件数が少ないものの、

住人全員がペットを

飼育することを

前提に建てられている

ペット共生型物件というものもあります。

 

足洗い場やペットの居場所が

予め設置されていたり、

床や壁が

傷つきにくく

汚れにくい素材で

造られていたりする物件もあるので

安心して暮らせます。

 

マンションの管理規約について。

 

マンションの管理規約というのは

建物の区分所有等に関する法律

によって定められているものであり、

たとえ占有部内のことであっても

絶対に守らなければならず、

違反した際には

是正の勧告・指示を受けることになります。

 

管理規約はマンションによって

項目も内容も異なりますが、

そもそもペット飼育の可否があり、

可の物件であっても

先にも書いたように

そこからさらに、

ペットの種類や体長・体重、

頭数制限、

過ごしても良い場所の制限、

予防接種・健康診断受診義務、

飼育世帯への追加管理費などがあるため、

内容をしっかりと

確認する必要があります。

 

また、ペットを購入したから

カーペットからフローリングにしたい、

足洗い場を新たに

設けたいなどの場合にも、

床材変更の禁止や、

床や壁の遮音性能に関する制限、

水回り設備機器の

新設や移動に関して制限、

もしくは禁止される場合があります。

 

工事によって

水漏れの可能性が高まったり、

床材変更により

騒音トラブルが発生する場合には

マンション全体の

資産価値を下げることにもつながるため、

管理規約の

リノベーション工事に関する

決まりについても注意が必要です。

 

マンションは共有住宅(共同住宅)という

面を持つため、

購入した占有部内での

飼育に関する出来事であっても

規約や条件が細かく設定されているため、

注意が必要です。

 

なので・・・この記事が

ペットを伴う家族の

マンション居住に関して

事前の情報と注意点として

少しでも役に立つと嬉しいと思います。

 

そしてそれは

一戸建ての住宅でも同じことです。

 

特に新たに土地を買って

家を新築する場合

または中古住宅を買って

リフォーム・リノベーションを

行う場合でも

家族同然の

ペットを飼うという事に

その周辺が

どれだけ理解があるのか?

 

えっ、と思うかもしれませんが

マンションだけではなくて

土地探しや一戸建て建築の際も

犬の散歩や鳴き声等も含めて

色々な価値観の中で過ごす

という意味で

そういう部分は事前に

考えておくべき範囲です。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

 

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