ブログ・コラム
2026.11.01
50代からの住まいのリノベーション。これからは夫婦で、ホテルのようにくつろぐ家に。|奈良で考える、色・照明・素材が変える暮らしの心地よさの設計提案。
- カテゴリ:
- 住まい造りの打ち合わせ
50代からのリノベーション。
家をホテルのラウンジのような空間に。
色・照明・素材が変える、夫婦二人の心地よい暮らし
家に帰ることが、
もっと楽しみになる住まいとなるように。

※これからの夫婦二人の時間を、もっと心地よく。
色、光、素材、家具の配置を丁寧に考え、
ホテルのラウンジのような
くつろぎを日常に取り入れる住まいの打ち合わせ。
旅行先のホテルで、
ラウンジの椅子に腰掛けたとき。
柔らかな照明に包まれ、
落ち着いた色合いのインテリアに囲まれていると、
自然とゆっくり過ごしたくなることがあります。
特別なことをしているわけではないのに、
なぜか居心地がよい。
そんな空間を、
自分たちの家にもつくることができたら。
50代を迎え、
これからの夫婦二人の暮らしを考えるとき、
住まいに求める価値も
少しずつ変わってくるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、
奈良県内で計画を進めている
住宅リノベーションの打ち合わせ。
目指しているのは、
ホテルのラウンジのような落ち着きと、
住み慣れた家だからこそ
感じられる安心感を両立させた空間。
間取りだけではなく、
色彩、素材、照明、家具の配置も含めて
いろいろな打ち合わせ、検討の途中・・・・・。
白い壁だけが、
心地よい住まいの正解ではありません。
住宅の内装では、
白い壁紙が選ばれることも多くあります。
明るく清潔感があり、
さまざまな家具と
合わせやすいことが魅力です。
しかし、心地よい空間の最適解は、
それだけではありません。
今回のリノベーションでは、
木の深い色合いや、
落ち着いたグレージュ系の壁紙を組み合わせ、
少し包まれるような空間を
暮らしの空間としてイメージを考えています。
色彩心理学の研究では、
色の明るさや鮮やかさ、色相が、
人の感情的な印象と
関係することが知られています。
ただし、暗い色だから
必ず落ち着くというわけではありません。
同じ色でも、照明や素材、部屋の広さ、
そこで過ごす人の好みによって、
感じ方は変わります。
だからこそ、
壁紙を単なる仕上げ材としてではなく、
どのような気持ちで
過ごしたい場所なのかを考えながら
選ぶことが大切です。
インテリアの色彩提案は、
暮らしの気分を整えるための設計でもあります。

※薪ストーブの炎を眺めながら夫婦でゆっくりと過ごす夜。
素材と柔らかな光が包み込む、
ホテルのラウンジのような住まいの完成イメージ。
私たちは日々、
住まいの環境から
さまざまな影響を受けています。
例えば、明るい照明の下では、
料理や読書などの
作業がしやすくなります。
一方、夜のリビングでは、
光を必要な場所に絞り、
まぶしさを抑えることで、
落ち着いた雰囲気をつくることができます。
大切なのは、
すべてを暗くすることではありません。
料理をする場所、
食事を楽しむ場所、
ゆっくりとくつろぐ場所。
それぞれの行為に合わせて、
光の質や明るさを整えることです。
今回の計画でも、
照明計画も含めて
開放感と夜の落ち着き、
その両方を楽しめる住まいを目指しています。
インテリアの構成とは、
見た目を美しく飾ることだけではなく、
日々の過ごし方を支える
環境づくりでもあると考えています。
一枚板のカウンターが、
夫婦の時間を変えていくように。
今回のリノベーションで、
暮らしの中心になるのが
アイランドキッチン周辺。
その傍らには、
自然な木目や形を生かした、
栃の一枚板によるカウンターを
計画しています。
今回は、奈良県吉野郡のグリーンフォレストさん
での一枚板カウンター「素材は栃」で
検討を行っています。
〇関連blog
奈良県中南和で考える住宅リノベーション|薪ストーブとお酒を愉しむ、開放感と奥行きのあるLDK。夫婦二人の暮らしを再設計する時間
https://www.y-kenchiku.jp/blog_detail990.html?utm_source=chatgpt.com
夕食の準備をしながら、
今日あった出来事を話す。
料理ができるまで、
カウンターに腰掛けてグラスを傾ける。
休日には、少し時間をかけて
好きな料理を楽しむ。
そんな何気ない時間を思い描いています。
一枚板の魅力は、
単に高価な木材であることではありません。
一つとして同じものがない木目や、
自然な輪郭、手に触れたときの質感。
その素材があることで、
いつもの場所に
愛着が生まれることもあります。
素材を選ぶということは、
そこで過ごす時間の楽しみ方を
考えることでもあるのです。
薪ストーブのあるホテルのラウンジのような夜。
もう一つの大切な要素が、
薪ストーブです。
冬の夜、照明を少し落として、
炎の揺らぎを眺めながら過ごす。
お気に入りの椅子に腰掛けて、
本を読む。
ご夫婦でお酒を楽しみながら、
ゆっくりした時間の流れの中で
会話を交わす。
そのような時間が日常の中にあることは、
様々な価値観の中で
暮らしの豊かさに
つながるのではないでしょうか。
もちろん、
薪ストーブには設置条件や安全性、
換気、薪の管理など、
事前に検討すべきことがあります。
また、アイランドキッチンにも、
収納や動線、日々の使いやすさへの
配慮が欠かせません。
美しい空間を実現するためには、
暮らしの現実と
丁寧に向き合うことが必要です。
50代からのリノベーションで、
本当に変えたいものは何でしょうか?
同居や子育てや仕事を中心に考えてきた、
これまでの住まい。
その間取りが、
これからの夫婦二人の暮らしにも
最適とは限りません。
使わなくなった部屋をどうするのか。
家族が集まる場所を、
これからはどのように使いたいのか。
新しい設備を入れることよりも、
今の暮らし方を
見直すことが大切な場合もあります。
今回の打ち合わせでも、
図面やインテリアのイメージを見ながら、
住まい手さんご夫婦と一緒に
これからの暮らしを考えています。
壁紙の色を選ぶことも、
キッチンの位置を決めることも、
薪ストーブを設けることも。
すべては、
そこでどのような時間を
過ごしたいのかという
問いにつながっています。
リノベーションの価値は、
家を新しくすることだけではなく、
これからの人生に
ふさわしい居場所をつくること。
私は、そのように考えています。
これからの暮らしを、建築家と一緒に考える。
やまぐち建築設計室では、
奈良県橿原市を拠点に、
新築住宅やリノベーションの設計を
行っています。
間取りや住宅性能だけではなく、
家具、照明、素材、
庭との関係まで含めて、
住まい全体を考えています。
50代からの住まいづくりで、
今の家をリノベーションするべきか、
建て替えるべきか?
あるいは、
今ある間取りをどのように変えれば、
自分たちらしい暮らしに
近づくのか?
そうした判断から、
丁寧に整理することができます。
これからご夫婦で過ごす時間を、
どのような場所で、
どのように楽しみたいでしょうか?
その想いを、
住まいの設計から考えてみませんか?
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